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【映画】ディアトロフ・インシデント/ロシアの雪山で起きた悲劇の真相は……?

2016/12/21

実際に起きた未解決事件を元にした映画です。
ディアトロフ峠事件と呼ばれており、現在も謎が多く残されたまま未解決となっています。事件の真相を探りに来た大学生のグループが、近づいてはいけない真相へと迫っていくお話。

あらすじ

ディアトロフ・インシデント

2013年 アメリカ
監督:レニー・ハーリン
出演:ホリー・ゴス、マット・ストーキー

ディアトロフ峠事件(ディアトロフとうげじけん)とは、1959年2月2日の夜、当時のソ連領ウラル山脈北部でスノートレッキングをしていた男女9人が不可解な死を遂げたことで知られる事件である。事件は、ホラート・シャフイル山(Kholat Syakhl、Холат-Сяхыл、マンシ語で「死の山」の意[1])の東斜面で起こった。事件があった峠は一行のリーダーであったイーゴリ・ディアトロフ(ディヤトロフ、ジャートロフ、ジャトロフ、Игорь Дятлов)の名前から、ディアトロフ峠(ジャートロフ峠、ジャトロフ峠、Перевал Дятлова)と呼ばれるようになった。
当時の調査では、一行はマイナス30度の極寒の中、テントを内側から引き裂いて裸足で外に飛び出したとされた。遺体には争った形跡はなかったが、2体に頭蓋骨骨折が見られ、別の2体は肋骨を損傷、1体は舌を失っていた[2]。 さらに何人かの犠牲者の衣服から、高い線量の放射能が検出された。
事件は人里から隔絶した山奥で発生し、生還者も存在しないため未だに事件の全容について不明な点が残されている[3][4]。当時のソ連の捜査当局は“抗いがたい自然の力”によって9人が死に至ったとし[3]、事件後3年間にわたって、スキー客や探検家などが事件の発生した地域へ立ち入ることを禁じた[2]。

※引用:ウィキペディア「ディアトロフ峠事件

ディアトロフ峠事件と呼ばれる未解決事件を元にしたフェイク・ドキュメンタリーです。

大学の授業で事件の事を知った大学生が、真相を探るドキュメンタリー映画を撮影するためにディアトロフ峠に向かいます。主人公、友人のカメラマン、照明、登山家2人。この5人です。

途中関係者から発見当日の様子を運良く聞けたりしつつ、事件の現場へと向かいます。
事件の真相についてやれ宇宙人だイエティだとトンデモ説を話しながらどこかのんきに野営をする面々。が、それが一転する出来事が。夜が明けると、テントの周りには巨大な足跡を発見したのです。人の物とは思えない規格外なサイズ、さらには途中で現れ途中で消え去っていてどこからきてどこへ行ったのかも分からない。先に進む一行の前に、先回りするようにその足跡が残されているのです。

不安を抱えながらも事件の現場であるディアトロフ峠に到着します。
が、そこではGPS、コンパスが使い物になりません。そして予定よりもずっと早く到着ていることから、地図も役に立たたなそうだ、ということで早々に下山を主張する者が出始めます。

彼らを宥め、主人公は撮影を続行するのですが……。

ネタバレ含む感想など

恥ずかしながら、この映画を観るまでディアトロフ峠事件という出来事自体を知りませんでした。
上のウィキペディアの引用を読んでいただければ分かる通り、アンビリーバボーとかで紹介されててもおかしくない謎の多い事件です。

はしゃいだ大学生たちの姿も、うざくなる微妙なラインで収まっているのがいいです。
パラノーマル・アクティビティはそれがダメだったんです……。あのカップルの不毛なやりとりを延々見せられるのがもうたまらなく苦痛だったの!

場所が雪山ということもそうはしゃげない状況なんでしょうかね。過酷だもんな。
そのせいか、ちょっとした不穏な出来事があっただけで、急に皆ギスギスしだします。すぐ帰りたい言うんだもんなー。いや、そりゃ怖いだろうけど、ああいう事件が起こった場所に行って寝泊まりして謎解きましょうねってんだからさ、もちょっと覚悟しようぜ!

はてさて、事件の真相はイエティなのか宇宙人なのか、政府の陰謀なのか!? ババーン!

実際のディアトロフ一行に何があったのかは言及されませんが、彼らが何に近づいたために死に至ったのかは想像できると思います。秘密に近づいてしまったために抹殺されたのではと。

そしてまたこの撮影隊も同じくその秘密に触れてしまったがために、ロシア軍に追われる事になってしまったのではないでしょうか。

そもそもとして、なんのかんのと理由をつけて登山を許可しなきゃよかったのにーと思わなくもない。多分精神病院に入院してたディアトロフさんのお仲間との面会をジャマしたのも軍の介入だろうし。

変に隠し立てするとおかしいって思われるからとりあえずってことなのか。むむむ……。結局はあの扉を見つけなければ無事に帰れたんでしょうかね。うーん。59年の事件があった時は、まだ研究施設も動いていたようだし、それを見られたために……ということもありえます。

見られたくないならもちょっと前で止めてあげてよ、ロシア軍さん!

逃げ込んだ研究施設内ではフィラデルフィア計画というニヤリとさせられるものまで登場。おおうこれは……!
すらすら解説するカメラマンの彼は最初からエイリアン説を押してたりして、なかなかの逸材(笑)

研究施設内のモンスター君たちは真相が分かると、なぜ攻撃的でありながら彼ら2人を傷つけなかったのかが納得できます。実はこのモンスター2体は雪山を登る一行のカメラにちらっと写ってたりするんですよね。

ノンフィクション風味でしっかり謎解きが欲しい方にはあまりお勧めできません。トンデモ説を楽しく受け入れられると、後半の展開でどんどん乗っていけるんではないでようか。

きっちり伏線を張って、ガッツリ回収タイプの映画です。

ちょっとした会話が後にこっちが状況を理解する手がかりになってたりします。他にも、このシーンでアレが写り込んでる! とか、2回観て気づく部分もあるので、答え合わせもかねてもう1回みてもいいんじゃないでしょうか。

同じ事件を題材にしたゲームがある! ※2016/12/21追記

同じく、ディアトロフ峠事件を題材にしたテレビゲームが存在します。「KHOLAT」というゲームで「ホラート」と読むようです。

公式サイトはこちら→KHOLAT

日本版もダウンロード販売されております。
プレイしてみた雑感なども書いていますのでよろしかったらこちらもどうぞ。

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