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【映画】スクワッド 荒野に棲む悪夢/眠気との戦い、ここに極まる

2015/09/05

軍隊ホラー映画です

舞台はコロンビアの荒野。音信不通になった基地に調査に向かった特殊部隊。無人となった基地の中は血まみれで、明らかに何かがあった様子。基地内を調査するものの、味方部隊の遺体すら見つからない。調査を進める中で、壁の中に幽閉された現地女性を見つけるが……。

ざっくり説明するとこんな感じです。これは面白そうだ! となるんですが、もう、これ、酷い。
ホラー映画でこんなに何も起こらないのも珍しい! 序盤のワクワクを返してー。

 


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以下ネタバレ

 

説明に困るぐらいなにも起こらない

結局のところ、ホラー的に期待する「何か」は一切起こらないのです。
いや、ここまで何にも起こらないってむしろすごい。

極限状態での疑心暗鬼による崩壊を描いているんでしょうが、にしてもなぁ……。

「結局は人間が一番怖いんですぜ」というオチというのはさほど珍しいものでもありませんが、主眼がそこっていうわけでもないのかな。うーんうまく説明できないぞ。というか、この映画何が言いたいのか分かんないぞ……。どうしたかったんだろうコレ。

何が起こったのか分からない場所に留め置かれる不安、仲間の負傷、緊張感で起きる仲間内の不協和音、そしてよく分からないまま微妙に減って行く仲間。
ストーリーが明確じゃない分、「これからどうなるのか」というのは全く読めないし分からないです。

全体的にぼんやり覆う不安感をただただ感じる映画ってことなのかな。

実はコレ、大分前に観たので内容がちょっとあいまいなところもあるんですが、はっきりと言えるのは「何も起こらなさ過ぎて説明に困る」ということです。

ざっくりとしたレビューですがどうぞ。

 

ヒーロー不在のホラーは空気が重い

なーんか訳ありな主人公と、身内っぽい親身になってくれる仲間。
それ以外はどんどん仲間割れして行きます。
まぁヒーローになろうとしてもコレと言ったことが何にも起きないので、ヒーローになりようがないんですけどね……。

 

軍ものの宿命か?! キャラクターの見分けがつかない!

迷彩服、坊主頭。全員コレ。背中に名札付けとけ! レベルで見分けがつかなくなるのが軍ものです。

強烈な個性そろい踏みならともかく、後ろ姿とかもう誰が誰やら……みたいな状態なので、キッツイですね。今回の主人公も無個性な上に主人公らしい行動力とかほとんどないんでまいりました。
こういうのは序盤で自分で分かりやすいニックネームでも付けるしかありません。そうしないと「あれ? あいつさっき死ななかったけ?」みたいな、死亡演出で実は生きてました、的なことも全然気づかないレベルで話が分かんなくなります。

 

シチュエーションはバッチリ整えたものの、展開が一切ないため肩すかし感が酷い

ホラーにおけるお約束というのは、定番の展開でありながらも「もりあがってまいりました」的に楽しめる物です。そもそもジャンルホラーを選んだ時点である程度そういう展開を期待しているわけですからね。

この映画はその点で言うと、お約束な展開のパーツをあちこちにちりばめるものの、一切展開がないという感じです。
例えば、兵士のひとりが「これは悪魔の〜」とか言い出しても別に悪魔的展開にはなりません。
血まみれの基地も、それが後々得に何か要因があるわけでもありません。
閉じ込められていた女性も(エンディングで使用しましたが)さほど意味のあるものでもありませんでした。

全体の雰囲気は悪くないのに、すごーくもったいない。

 

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