つぶらいん

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漫画

【漫画】伊藤潤二の猫日記 よん&むー/ホラー漫画家による猫大好き漫画。愛がありすぎて怖可愛い。

2016/09/11

超有名ホラー漫画家による異色猫漫画

「富江」「うずまき」などで有名なホラー漫画家、伊藤潤二先生の愛猫漫画です。
あの画風はそのままっていうのがポイントです。
ほっこり系エッセイ漫画ではよくある可愛いうちの子自慢の猫漫画ですが、それをあの、あの伊藤潤二先生が書いていらっしゃるというこの希少性。あの絵柄、そうあのホラー渦巻くあの絵柄で、です。最高です。

新居へ婚約者(現在は奥様)のA子さんと引っ越して来たホラー漫画家J。引っ越しをきっかけにA子さんの実家から「呪い顔の猫」こと「よん」を引き取ることに。「み、みとめんぞー!」と叫びつつも言われるままにキャットタワワーを組み立て、壁に保護シートを貼る漫画家J。
さらによんの遊び相手としてもう一匹、ノルウェージャンなんとかという種類の「むー」を飼う事に……。
漫画家Jの猫との暮らしが始まるのだった……。

あらすじっぽくまとめてみましたが、猫愛溢れる漫画である、というのが分かっていれば大丈夫です。

猫愛溢れすぎてて共感間違いなし

独特の筆致で愛らしくもおどろおどろしい表情(主によん)で描かれる猫たちはもちろん、猫を可愛がる漫画家JとA子さんが面白い! あの流れるような猫じゃらしアクションをわたしも会得したい……と思ってしまいます。当然、漫画家Jのように、スルーされるんですが。道のりは長い。

猫あるあるな事件も、その家ごとにちょっと違いますよね。脱走なんてよくありますが、よんの脱走へ対する飽くなき欲望はすごい。というかその腕力がすごい。実家の猫は「開ける」事は覚えず、「網戸をぶち破る」はよくやっていました。おりこうなよんちゃん……。よんの重いドアをこじ開ける顔がたまらなく好きです。そう、猫ってこういう顔するわ……。

猫を前にすると人の理性などはあっさりと崩れ去るのは当然です。
わたしもチュッチュ(作品参照のこと)させてくれ。

ホラー作品も超オススメ!

伊藤潤二先生といえばホラー漫画、ですが、そのホラー漫画作品も幅が広いです。
怪談話にスプラッタ、ホラーギャグまで楽しめます。

その作品の魅力はやはりぶっ飛んだ絵。「よくこんなの思いついたな!」(褒めてる)と叫びたくなるシチュエーションです。わたし的最高峰は「うずまき」です。「うずまきに襲われる漫画だよ」と説明するとまず間違いなく「は?」という反応が返ってきます。この説明の難しさ……。

先日ホラー苦手な職場のバイトMさんがまさかの伊藤潤二好きと判明しました。まさか10歳以上年下の子と伊藤潤二談義で盛り上がるとは……! お金がなくてまだ集め途中、という話だったので、わたしのコレクションをすべて貸し出したのは言うまでもありません。

なんでホラー苦手なのに好きなの?と聞いてみたところ、「ホラーは確かに苦手だけど、すごく面白いから読んでしまう。そして出てくる美少年が自分好み」とのお答えでした。ちなみに、一番好きなのは「死人の恋わずらい」の四ツ辻の美少年だそうです。答え意外過ぎた。わたしが貸したコレクションでも「これとこれとこれの美少年がいい!」と力説されました。

わたしに借りて全部読んだけど、地道に自分でも集める!と意気込んでいました。むしろ読んだ事で欲しくなっちゃったみたいです。よし、いいぞ……。

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