つぶらいん

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【漫画】「山賊ダイアリー」岡本健太郎/日常漫画だけど全然日常じゃない現代のリアル猟師漫画

猟師であり、漫画家でもある著者のノンフィクション漫画

食べるために猟をするのです

この人のすごいところは、余す所なく食べて大丈夫な所、食べて大丈夫な生き物を積極的に食べている所です。
最新刊では「ヒドリガモ」を獲って食べているのですが、「1年間洗っていない犬に足を口に突っ込まれたらこんな臭い」と表しています。それでもちゃんと食べる。すごい。

山賊ダイアリー(1)

「食べてみたい」欲がすごくて、よく登場する猟師仲間が引くような食材も興味津々で調理します。臭みのある食材は工夫して出来るだけ美味しく食べる。
もちろん、狩猟対象じゃない生き物もいますので、そのへんのルールはちゃんと守っています。
きちんと許可されている生き物とそうでないものがあるのもここで知りましたね。

 

リアル猟師の日常

猟師漫画ですが、なにを獲ったとか、そう言う話ばかりではありません。
ときに失敗し野営するハメになった話や、猟ではなく釣りの話だったり、害獣駆除、猟師仲間のおじいさんたちの話、資格試験の話などなど、日常として「猟師」というのはこういう感じなのかーというのが面白いです。
著者の方は猟師兼漫画家なわけですが、他の人たちは本業のかたわらやっているわけですからね。

猟師になるための諸々の手続きや、猟の仕方によって色んな手続きや許可がいることもこれで知りました。猟師に関するいらん豆知識がどんどん増えます。

猟師仲間(大先輩)のおじいさんたちとの関係性も微笑ましいです。

 

ちょっとあこがれちゃうけど冷静になれ

ちょっと憧れしまい、一瞬だけ「わたしも挑戦してみようか……」なんてよぎりましたが、解体とか考えただけで貧血になるのでやめました。

グロいこと描いてあるのにそれを「嫌だ」と感じさせない解体シーンの見せ方がうまいです。
「食人族」の亀の解体シーンで「げええええええ!」となったわたしには懐かしい亀。

現在も連載中ですが、ちらっと雑誌を見ましたが、わたしとしてはコミックスでまとめて読むのをお勧めします。このボリューム感がいいんですよねー。
最初に読んだ時は確かすでに4巻まで発売されていたので、そこまでまとめて一気に読みました。ジャンプ系の「先が気になる!」っていう漫画ではないはずなのに、読むのを止められない……!

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