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【映画】エビデンスー全滅ー/POVの新しい形が登場。現場の映像を解析して事件を解明せよ!

2016/10/10

あらすじ

ラスベガスへ向かうバスが事故に遭い、乗っていた乗客は近くの建物へ救援を求めて移動します。が、そこには残虐な殺人鬼が! 溶接トーチを使って乗客たちを次々に襲う殺人鬼! 一体何者なのか?!

事件が起こった現場から回収した映像を解析する刑事たちは真相を掴めるのか?!
変則型POV映画登場!

エビデンスー全滅ー

2013年 アメリカ
監督:オラトゥンデ・オスンサンミ
出演:ラダ・ミッチェル、スティーヴン・モイヤー、ケイトリン・ステイシー、ハリー・レニックス

※ネタバレ注意!

まずこれ、タイトルに偽りあり。
全滅してねー!!!!!

しょっぱなからそこに盛大にツッコミを入れたくなりつつ、本編が始まります。
余計なサブタイトル付けるの日本の悪い癖。

変則型POV映画です。大量殺戮の現場から回収した映像証拠を主人公たちが検証する、という形で、本編はほとんどがその証拠の映像です。犯人は犠牲者を焼き殺す(溶接トーチ使用)という状況なので、回収された映像も不完全な状態で、それを修復したりして捜査をします。なので、今までの手ブレで見えねー、とかあのガラスに顔が写ってる、とかいう場面でがっつり修正調整拡大拡大鮮明に、なーんてこともしちゃう。そこでわかった事実をもとに犯人を突き止めようっていうわけです。

かゆいところに手が届きまくります。

メインの映像は映画監督を目指す女の子が撮影する映像。女優の卵のお友達を題材にドキュメンタリーを撮影しています。この女の子2人組と女優の卵の彼氏の3人でラスベガスに行こう! と乗ったバスが途中で事故にあい、助けを求めに行った先の廃墟には殺人鬼が! というお話。

道中バスの中で登場人物紹介と言った具合に同乗する人たちを撮影するしています。
3人組の他には、ダンサーの女性、十代のアジア人の少年、身元がわからないちょっと変わった様子の年配の女性、ちょっと感じ悪い黒人運転手。
事故後も「いつまで撮るんだよ」「ドキュメンタリーだから全部撮る!」というお約束のやりとりを挟みつつ廃墟へ。様式美です。

序盤のリア充のはしゃぐ映像にゲンナリするのもお約束です。
POVベテランですので、このぐらいでくじけたりしない。すべては溶接トーチをどのように活用するのかを観るためです。我慢我慢。

ツッコミどころはありつつも、面白い

お話は現場から回収された映像と、捜査する刑事たちの様子とで構成されています。回収された映像のほうがPOVで捜査する様子は完全に映画。こういうの新しいですよね。中途半端になりがちなPOV映画がちゃんとお話として消化されるっていう。

最初に書いた通り、全滅ではないので生存者がいます。
オチにしてもちょっとツッコミどこはありますけど、設定を上手く逆手に取った手法で関心しました。まぁ生存者……うん。って感じですけどね。

ていうか、そう、この生存者が意外と多くて、意識不明とかも含めると犯人詰め甘過ぎじゃね?と思わなくもない。
結局のところ動機も殺戮よりそれによって得た結果がすべてみたいなものだったんでしょうけど……。衝撃の結末を見せて、周りが右往左往させるのが目的だったわけでしょうか。
そうか、そもそも「全滅させる」ことが目的の従来の殺人鬼の面々に比べると、今回の犯人はそこまで「全滅」にはこだわっていなかったということですかね。暴露する気満々だったのなら、隠匿のために生存者なしにする必要もないわけで。
と思うとやっぱりこのサブタイトルいらなかったねー。ミスリードにしても早い段階で生存者に触れてるし。
インパクト狙いにしてはお粗末かな。

グロはそれほどでもなく、といところです。
うまーくソフトにしてあります。切断シーンは白黒映像だったりして。あと、溶接トーチじゃないのも多くて「あれ?」です。せっかくだしもっと活用して欲しかった。

逆にグロをお求め場合は物足りないかな、ということです。

しかしこれで歴史に新しい武器が刻まれましたね! 溶接トーチいいじゃない!
ただ移動と装備が大変だ!

 

捜査する刑事の片割れが「サイレントヒル」のラダ・ミッチェルさんでした。印象違いすぎて気づくの時間かかったー。

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