つぶらいん

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【本】「誰も教えてくれないお金の話」うだひろえ/漫画で分かる系の本を敬遠してた自分はバカで見栄っ張り

そもそもそんなに理解力ないんだから、手段とか考えるな

数字が苦手です。
どのくらい苦手かというと、関数が二次関数になり、グラフが理解できない方向にぐんにゃりした時点でサヨウナラしたぐらいに苦手です。サインコサインは理解を放棄しました。

そして現在、社員という立場上、接客業でも数字との格闘です。利益計算やら人件費の比率だ前年との比較だ、予測、報告のための資料……無駄に時間がかかります。Excelが神がかった仕事ぶりなので、なんとかなっているかな、というぐらいです。

さて、先日この本を買いました。

誰も教えてくれないお金の話 (Sanctuary books)

独立開業しているわけでもありませんし、その予定も今の所ありません。 ではなぜ買ったのか。パラパラめくったら、経理的な部分だけでない人生に関わるお金の考え方がかなりわかりやすく書いてあったからです。 そしてこの作者の方のどんぶりっぷりが非常に親近感がわいたからです。

旦那様がカフェ経営、奥様がお手伝いしつつも本業は漫画。
マンションも買って、仕事は順調だけどあれ?気がついたら貯金がないぞ。毎月の家計が火の車だぞ? と気づくのです。
家計簿はつけていない。保険も入っていない。マンション購入も業者さん任せにしてしまった。

そんなうださんをわたしは笑うことができません。
一人暮らしを始めるのに家計簿をつけよう、となんど意気込んだかしれません。1ヶ月つけられた試しがありませんでした。
ふんわりだいたい1ヶ月の自分のかかる費用をなんとなく把握し、使う金額もなんとなく、そして残った分を貯金に回す。なんの計画もありません。
保険は入っていますが、若い頃に親から勧められたものにただ加入しているだけです(支払いは自分)。

わかりやすくて感情移入しやすい分、自分の無知っぷりもまざまざと突きつけられ、ドーンと落ち込まされました。

お勉強系本に「漫画で分かる」が多い理由

わかりやすい、とっつきやすいというのは、難しいことやあまり興味のわかないことを学ぶ時には必須と言えるでしょう。
ド素人レベルのことであればなおさらです。

挫折しがちな内容の場合は特に「とっつきやすさ」は重要です。

自分の理解度を上げていくことから始めなければ、せっかく読んだ本も無駄になってしまいます。
趣味のような自分の興味のあることならいくらでも入ってきますが、まっっっっっったく驚異のない部類だったり、難しい内容の場合はあっという間に挫折の道に進んでしまいます。
そういう意味で漫画は非常に有効と言えるでしょう。

この本のいいところは、本当に素人レベルの人にも分かるように書いてあることです。語り手である作者のうださんと一緒になって「え? そうなの?」「あ、全然わかんない……」と一喜一憂して読める。
そして、間あいだに入るコラムで補足説明をしてもらえます。漫画でざっと理解し、そこで復習できるわけです。すごい、痒い所に手が届く!

とにかくとっつきやすい、というのが大事なんですよね。
お金に関することをお勉強しましょう、と字ばっかりのテキスト買ったら10ページも進まず眠くなります。わたしは勉強が嫌いです……ダメ人間め。
活字が好きでも、興味がないと眠くなりますからね、しょうがないですね。

「漫画で分かる」に対しての抵抗感は、無駄なプライド。

ある種見栄とも言えるでしょう。本当に無駄なプライドでした。
漫画でもなんでもいいんです。自分で理解できるようになりたいわけですから。それが漫画でも字ばっかりでもなんでもいいんですよ。

「ちゃんと本気で勉強するから」と意気込んで行くとついつい難しいことまでがっつりカバーしている参考書的なものを買ってしまいがちです。でも素人がいきなりそこは厳しいんですよ。
たとえ頑張って読み切っても、頭に残っているのは断片のみ。1週間も経てば忘れてしまうほどです。だったら、少しずつ少しずつ理解を深められるように超初心者向けから始めてみるといいんじゃないかなと思います。

この本を本屋で見た時、あんまり参考書系で見ない絵柄なのに惹かれました。パラパラ見て、うださんが右往左往する姿をわたしは笑えない、ということに気づき、すぐにレジに持って行きました。

コミックエッセイを読みながらお金のお勉強ができちゃう、という感覚です。
いろいろ挫折しちゃった人にこそおすすめしたいです。

ダイジェスト版みたいなものも出てるみたいですね。

 

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