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【映画】ザ・リング2/海外リメイク2作目! 自由になったサマラちゃんがやりたい放題。

2016/06/17

簡単なあらすじ

呪いのビデオテープの謎を解いたレイチェル。自分と息子のエイダンは助かったものの、呪いは更なる被害者を生んでいます。
シアトルから田舎町へと引っ越した2人。レイチェルが働き始めた新聞社に殺人事件の知らせが入ります。現地に向かったレイチェルは、それが呪いによる死だと確信します。ビデオを回収し燃やしたものの、2人の周辺にまたもサマラの影がチラつき始めます。


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ネタバレあるよ!

 

逃げたってダメダメ! サマラはどこまでも追いかけてくる。

逃げ切った、と思ったらサマラちゃんにはまた別の目的があったのでした。という具合にグイグイ追いかけてきます。割と早い段階でエイデンの乗っ取りっていうのは分かるんですが、まぁわかったところで対策のしようもないんですけど。

ちょっとレイチェルに気がある感じなイケメン雇い主を演じているのは、海ドラの「メンタリスト」主演のサイモン・ベイカーさん。リング2観たの昔すぎてわからんかった!
というか、トイレのブシャーのシーン以外全然覚えてなかった! オチすらも!

自分の記憶力に絶望しますが、同じ映画が何度も楽しめるという意味ではいいことだと思いましょう。よかった探しは大事。

ありがちなパターンとして、こうして必死に息子を守ろうとしているレイチェルに虐待の疑いがかかってしまいます。そりゃね、幽霊やら呪いやらなんて誰も信じてくれないっての。
そこでサイモン・ベイカーさんがいい感じに味方になってくれるんじゃないかと思うんですが、あんまり役に立ってない。イケメンふりまいて終わりです。

あれこれ心配してくれるけど全然助けにならないサイモン・ベイカーさんでした。前作の元旦那より役に立ってなくてビックリだぜ。そして無駄に犠牲になるっていう。せめて生きてたらこの先の理解者として希望ができたのになぁ……。

井戸の底から追いかけてくるサマラは貞子並みに気色悪くて好感が持てました。
顔が普通に出ちゃってるのが、サマラの怖さを半減させていると感じるので、井戸のシーンは最高に不気味でいいですよね。爬虫類っぽい動きがまたいい。
部屋の隅で壁ひっかいてる姿とかも好きだなぁ。気持ち悪いよね!(褒めてる)

日本版の「リング2」とも「らせん」とも全く違うお話です。

貞子が成人女性でサマラが少女、という違いがここで大きく展開に影響してきました。
井戸に突き落としたのも彼女が唯一慕っていた母親。母親自身もサマラを恐れつつも愛情を失っていたわけではなく、そこには葛藤があったのだろうと思わせられる描写でした。だからこそ、サマラは母親を求め続けているわけで……。

しかしながらそこは鈴木光司原作作品というあたりで「仄暗い水の底から」がチラつきます。子どもの霊に対して「ママ」は定番といえば定番ですが、日本のリングとは全然別の方に舵を切った2作目でしたね。
母親の霊なら大抵子どもを探しているので、ベタといえばベタか。(伽倻子さんはちょっと特殊パターン。俊雄いつも一緒だし)。

貞子の場合はそれが無差別に攻撃的で話通じない感じなのは、成人女性だからでしょう。目的は増殖ですし、恨みのエネルギーが強すぎて無尽蔵。その辺が目的のわからない化け物感が出ててすごくよかったんですが……。

きっちり解決して終わったのが洋画ホラーって感じですね。「完」の文字が見える終わり方でした。ホラーだと洋画でも思わせぶりに終わるのがすごく多いですし、日本だとまず間違いなく「一方その頃こちらでは……」的に全然解決してねー!な結末が多いので。
伽倻子さんの場合だとほぼ返り討ちにするので解決なんてするはずがないのです。「退治? フザケンナお前ごときが!」という攻撃性、素敵です。

この手の映画でわたし心配になるんですが、家の前の車でマックスは変死してるし、エイダンが逃げた病院では精神科医の人が死亡だしで、完全に殺人容疑かかるんじゃね?ってところ。
虐待の疑いも全然晴れてないところに、疑っていた人たちが死亡してるんで、この後大変だろうなーなんて。
まぁ「ザ・リング3」はないでしょうしいいのかな。

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