つぶらいん

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漫画

【漫画】「トモダチゲーム」佐藤友生、山口ミコト/友達をどこまで信用できる? 信じるか、騙し合うのか、友情が試される。

簡単なあらすじ

貧乏ながら楽しい学校生活を送る主人公。
が、ある日状況が一変。友人たち4人と「トモダチゲーム」というものに参加させられてしまうのです。「トモダチゲーム」の主催者側は高額の借金をしたその中のひとりが、参加申し込みをした、というのです。 そしてそのゲームの勝敗で借金額は減りもするし、増えもする。友達を信じる事ができるか、裏切らないでいられるのか、自分は裏切らなくても相手は……? とお互いに疑心暗鬼を生む状況ではたして無事にゲームを終える事が出来るのか……?

超ゲスい顔する主人公。勝利するのか絶望するのか、結末が楽しみです。

このテのゲーム系漫画がいっときからだいぶ増えた気がします。ライアーゲームやデスノートの流れを汲んでいるってことでしょうか。

この漫画は死人は出ませんが、超ゲスい顔をする主人公が巧みに人を操り、看破してゲームをクリアしていきます。

観客がいたりするようなのでネット配信か何かかなとは思うんですがね。
こういう漫画は下手な引き延ばしなくしっかり終わってくれるのが多いので展開の早さにも安心して読めますね。

この手のゲーム系の漫画は結末の付け所が難しいと思うんです。スパンと綺麗に決まるってあまりないかな。「は? そのオチで納得するとでも?」みたいなことが多くてなぁ。
救いがあるかないかは別にどっちでもよくて、結局のところ納得が得られるかどうかってあたりがポイントかも。
一番ありがちなのは「どのようにでも続編が作れる終わり方」と「唐突な超自然展開」でしょうか。萎える。
これはやめてほしいかな……。

1、2巻あたりは普通に騙し合い漫画なのかな、なんて思ってたんですが、3巻でまた違う展開を見せてくれました。新たなゲームに改めて仲間になれた「トモダチ」は信用できる気がしますが、そう思ってるといきなりひっくり返されるからなんとも言えないけど。

5巻目でまた方向が変わり、目が離せませんね。
主人公が今後どういうゲスい勝ち方をしていくのかが楽しみです。そして散らされた伏線がどう回収されるのか……。
ゲスいながらもちらっと人間味が見えたり、それをかき消すゲス展開がさらにきたりと、主人公の印象も展開でどんどん変わります。チラ見せされている過去もドン引くぐらいの超外道だったらそれはそれで新しい。

持論なんですが、このタイプの騙し合い漫画は素直にあんまり考えずに読むのがいいんです。あれこれ推理しながら読んじゃうと、超展開されたときのイライラはひどいし、自分の推理が当たっちゃったときの「あちゃー……」っていう時間の無駄感はひどいですからね。
作者を看破して楽しいと感じるタイプでない限り、登場人物たちと一緒になって右往左往した方が絶対に楽しいです。

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