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【映画】REC/レック2/前作からの完全なる続編登場。感染の原因は……?

2016/10/29

POV映画で大ヒットした前作にまさかの続編で驚いたのを覚えています。
ラストシーンにあった部屋の謎も明かされ、外の状況もなんとなく理解できる2作目です。1作目はとにかく状況が読めないのと、一体何が起こっているのか分からないのがポイントでした。2作目は謎を明かしたうえでアパート内でドタバタします。

監督さんが変わっていないのが安心ポイント高いですね。

REC:レック2

2009年 スペイン
監督:ジャウマ・バラゲロ、パコ・プラサ
出演:ジョナサン・メジョール、オスカル・サンチェス・サフラ、マヌエラ・ベラスコ

※ネタバレ注意

あらすじ

感染症が発症している疑いがあり、隔離閉鎖されたアパート。
事態を収拾するために保健省の人間が入ってから連絡が取れなくなって70分が経過しています。状況を調査するために入る保健省から派遣された博士の護衛するために特殊部隊数名とともに中に入ります。

アパートの中は血まみれです。血痕はあるものの遺体はありません。同行した博士は最上階を目指します。何やら研究施設だったらしいその部屋で何かを探している様子ですが、事情を把握していない特殊部隊の隊員たちは不信感を募らせます。

探索中、階下から音楽が流れ出したため、隊員たちは博士の静止も聞かず階下の探索に向かいます。そこにいた感染した住民に襲われてしまうのですが……。

「REC/レック」1作目からの正当な続編

今回の視点は事態を調査するためにアパートに入る保健省の人間と、それを護衛する特殊部隊の人々です。

前作のエンディングでアンヘラたちはアパートの最上階でバチカンが「なにか」の調査研究を行っていたっぽいのを発見しています。
同行した保健省から派遣された博士は実はバチカンの神父で、アパート最上階に何があるかを知っていました。さらに、ここで起きている感染の源が何なのかも分かっています。

前作のラストで、悪魔憑き展開かよーとは思いましたが、今回はガッツリそっち方向で話が進みます。エクソシスト、感染版ですね。

まぁ黒いモヤみたいのがCG感丸出しでずずうって人の中に入って「悪魔に取り憑かれました!」より分かりやすいと言えばそうかも……と妙に納得したりもする。かなり物理方面の悪魔さんです。

手際の悪すぎる特殊部隊と神父

しかしこの特殊部隊の人たちがまず人の話を聞かない。
神父の指示に従うということのはずなのに、無視して階下の調査に向かい1名即感染。
それにパニックになった隊員たちは神父に詰め寄り、そこで保健省の人間ではなくバチカンの神父であることを明かします。まさかの悪魔が体液によって感染して、そのワクチンを作成するために調査にきたという眉唾もんの説明。もちろん皆さんご立腹。

とっとと任務を終わらせようと、また最上階へきて目的の血液を入手するも実験段階でミスって消滅。さらに感染源の少女(?)を捕らえようとしてうっかり射殺。

極限状態とはいえ、あまりの手際の悪さに失笑です。しっかりしてくれ……。

中盤で特殊部隊側から、お子様たちへとバトンタッチ

特殊部隊の人たちの頭に付けられたカメラ主体だった話の途中から、アパートに侵入する少年(高校生ぐらい?)たちの視点になります。

1作目で登場する熱を出した子どもの父親が、消防士に頼んでアパートに侵入するのを目撃した少年たち3人が、馬鹿丸出しでついて行っちゃうんですね。特殊部隊と神父のいざこざの上に、悪のりした子どもの調子乗った言動と、状況の悪化でギャン泣きするのが追加されてイライラ最高潮です。巻き添えで打たれる消防士が気の毒でたまらない。

お子様たちが何も分かっていなかった、と同情する面もなきにしもあらずですが、自業自得感がすごすぎて感情移入無理です……。

「わたしたちなにも悪いことしてないわー」と泣き崩れる女の子いましたけど、「あんた数秒前に消防士撃ち殺してるじゃん……」と心でツッコミ。自己正統化がすごすぎて怖いですね。パニックになってたししかたないですけど、閉じ込めてた感染者を解放したりもしてるし、なにげに状況悪化の原因ですよ。いやー幼いって怖いなと思いました。

そしてついにアンヘラ登場

前作のラストで、最上階に潜んでいたものに連れ去られたアンヘラ。もうでて来ないと思っていたら、カメラを抱えてご登場です。あの事件の直後の話なんで、生きてても不思議はないのです。しかしあの後に出てくるあたり怪しさ抜群。

しかも充電切れするカメラをみこしたかのように、撮影カメラを抱えてきます。

最上階の謎の部屋が更なる謎の発展を遂げ、生き残っていた特殊部隊のオッサンも消えてしまいます。カメラと肉眼(体感)とがまったく違う部屋って言うのがいいですね。ホラー的にワクワクします。

案の定アンヘラは悪魔本体(芋虫的)に乗り移られており、彼女(彼?)の目的は外に出ることでした。感染方法といい、乗り移り方といい、新しい悪魔の形ですよね。とっても物理的で良いと思います。

ここから4作目へと続いていくのですが、4ではアンヘラが悪魔なのかどうなのかがポイントになっています。

相変わらずの展開の早さ。ストレスにならないポイントはここ。

このシリーズのいいところは、パニクる登場人物達にイライラする前にどんどん展開が進むところです。ダレることが一切ない!
悪魔とか神父とか、後半の展開とかでフィクションな印象はかなり上がりますけど、それでも面白いです。
前作の伏線をきっちり回収してますし、ここで完結しても大丈夫な終わり方でしたしね。

RECシリーズの記事はこちら

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