つぶらいん

本や映画のレビューを中心にしつつ、ぼっち&出不精生活を満喫する管理人の日常のブログです

小説以外

【本】東京リラックス/大田垣晴子の魅力が詰まった1冊。東京のリラックス空間をめぐる。

出会いは「ダ・ヴィンチ」での連載

大田垣晴子さんを知ったのはダ・ヴィンチの連載でです。
こういう表現をどう言い表したらいいのかわからないのですが、コミックエッセイというとちょっと違います。絵と手書きの文章でイラストのエッセイみたいな?

大田垣さんのページは毎回の楽しみでした。
連載の内容も何度か変わってまして、何冊も本になっています。そのなかに大田垣さんの幼少期の話を描いた連載がありまして、その影響でわたしは勝手に「セイちゃん」呼ばわりしていました(家族に「セイちゃんの本買ってきた〜」とか言ってた)。

今でも本を見ると「あ、セイちゃんの本出てる」と思ってしまいます。もちろん全然面識はありません(笑)

大田垣晴子、わたしのイチオシ本

大田垣さんの本の中でも、かなり好きなのがこの「東京リラックス」です。

奥付を見たら2002年に出ている本なので、かなり古いため今はもうないお店やサービスもあるのかなと思います。

ただこの本の面白さは、そのお店に行くかどうかとか、情報がどうとか、そういうものではありません。

紹介されているものは、メジャーなものからなんじゃそら、なものまでとても幅広いです。

垢すり、マッサージ、フェイスエステ、まつげパーマに屋久島旅行……。

屋久島に至っては東京じゃないじゃん!というツッコミが出てきますが、リラックスといえば旅行は外せませんからね。こればっかりは都内で旅行しろって言っても無茶。旅行編はそういうことで。

新しいものに対する興味がすごい!

さて、何がすごいっていうと大田垣さんのチャレンジ精神です。
初めて聞いたぞそれ、みたいなものをやるのはもちろんですが、聞いたことあるけど「大丈夫?」ってういう感じのものにも手を出すのです。
そう、ケミカルピーリングとか、腸内洗浄とか。どっちもいいらしいけどやるには怖くて勇気がいりますよね。

ケミカルピーリングの過程は面白かったです。過程を読んで、よっぽど肌の状態が酷くならない限りやりたくない……と思うわたしはビビリです。
過程の顔の皮が剥がれてくる(日焼けみたいな感じ)あたり絶対耐えられない。絶対むしっちゃう。向いてないですね。

そんな「興味あるけど……でも……」と尻込みしてしまうようなものにまでどんどん挑戦するのです。いやーアグレッシブ!

面白いのが「リラックス」の定義の幅広さ。
催眠術や占いまで体験しに行っています。リラックスって体だけじゃないもんなぁと納得。

なにげにいいのが、下の方に書いてあるお値段です。
もちろん、時とともに変わるものですが、大体このくらいのお値段、というのがわかるとやってみたいと思っていいのかどうかがわかっていいです(笑)。エステとかやっぱりねーなお値段だったもん。

行かなくても行った気になっちゃう詳細レポートがありがたいです。これは雰囲気だけでいいやーみたいな。庶民には厳しいお値段なものもいっぱい。でもやっぱりちょっと、うらやましいっ!

文庫版になってますが、わたしが所持しているのは大判のB5版サイズの初版。この大きさが読みやすくていいんですが、文庫化で書き下ろし付きになったらしくちょっと電子版買うか……という気分。同じ本がどんどん増えて行く〜。

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