つぶらいん

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【映画】地下に潜む怪人/カタコンベの知られざる場所に隠された秘密

2017/01/23

この映画、原題が「AS ABOVE,SO BELOW」といって、錬金術の言葉らしいです。調べて読んだけど意味分かりませんでした。とても解説できないので、各自検索をお願いします。

邦題の「地下に潜む怪人」で想像できるお話ではありませんでした。怪人がうわーって出てきて主人公一行を血祭りに上げると思ってたー。がっくり。カタコンベが舞台のPOVなので、亡霊にしても、化け物系にしてもそれなりに楽しいと思ったんですが、さらに斜め上でした。

まぁたぶんタイトル付ける段階で、この原題を上手く訳すのは無理と思ったんでしょうね。苦肉の策とはいえ、もうちょっと内容を加味した物をお願いしたい。

あらすじ

考古学者のスカーレットは、父の遺志を継いで錬金術と賢者の石についての研究をしています。
単独でイランに向かった彼女は、爆破される直前の遺跡から賢者の石についての鍵を手に入れます。友人のジョージに協力してもらい、解読に成功したスカーレットはパリのカタコンベの発見されていない区域に隠されていることを突き止めます。

カタコンベに詳しいパピヨンという男と仲間を雇い、カタコンベへと侵入するスカーレットたち。道中、崩落にあい、入っては行けないと言われている区域へと足を踏み入れることになります。そこは、以前カタコンベに住んでいたパピヨンの友人のラ・トープが入り込んで行方不明になった場所で、これまで入って出てきた物はいない、とのこと。

進むしかないのと、解読によりそこに手がかりがあると確信しているスカーレットに促され一行は足を踏み入れるのでした。

地下に潜む怪人

2014年 アメリカ
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:パーディタ・ウィークス、ベン・フェルドマン、エドウィン・ホッジ

※結末には触れていませんが、ネタバレが嫌な方はご注意下さい

すっげーグイグイな主人公でまず引く

冒頭のイランのシーンでも、見つかったらヤバいレベルの場所に忍び込み、爆破寸前まで自分が欲しい物を追い求める主人公スカーレット。その時点でちょっとこの女ヤバいんじゃないの、と嫌な予感がします。

その後そこで手に入れた鍵をの解読のために、アラビア語がわかるジョージの元に訪れます。このジョージがものすごく素っ気ない。というかめっちゃ拒絶しています。というのも、以前トルコでの調査の時にトラブルがあり、留置場に入れられることに。スカーレットはそれを見捨てて自分だけ逃げたという……。よく顔出せたなこの女。図太すぎてこちらも失笑。

しかしそんなスカーレットのグイグイがとにかくお話を牽引するのです。
このジョージも口ではごちゃごちゃ言いながらもなんだかんだでスカーレットに協力することになるのです。まぁうん、ちょっといい感じだったんだろうなというのはよく分かる。

とにかく全体をひっぱるこのスカーレットがかなりの自己中わがまま女な上にかなり強引です。それが功を奏する場合もありますが、見てるこっちは8割ぐらいは疲れます。ええとっても疲れます。覚悟してね!

細かいことは気にしない?

印象は「POV」+「インディ・ジョーンズ」+「ホラー」というところ。
遺跡(カタコンベ)の謎を解きつつも、ホラー展開に巻き込まれます。

しかしそのホラー展開が、意味不明と言うか、分かるんですけど「で?」っていうのがすごく大きいのです。
骨の山越えて行ったり、腐ってない死体があったりと、まぁまぁ盛り上がるは盛り上がるんですが、あるはずのない懐かし黒電話が鳴って出たらよくわからないことを言われるし、ジョージの家にあったのと同じピアノがあったりして、色んなことが断片的すぎて「?」のまま放置なブツがいっぱいなのですね。

謎解き部分も、1、2回ぐらい間違えりゃいいものの、スカーレットとジョージにかかればバシッと一発正解が叩き出されるのですよ。すごいね!
登場人物たちも切羽詰まってるから、わざわざ解説なんかしません。ふたりでバーッと謎を解いてどんどん展開が進みます。まぁ理解とか、別にしなくても特に問題ないとは思う。細かいことは気にしない。

あと、とりあえずみんな地下に潜るわけだから、もうちょっと服装はどうにかしようぜ!

主題がイマイチ分からないお話

謎を解いて先に進むごとにどんどん地下深くへと潜って行くことになります。そしてついに彼らは賢者の石を手に入れた……! と思われたその時、先走ったパピヨンたちの行動で罠が作動。進んだ先で以前行方不明になったラ・トープに出会うものの、彼は正気を失っており仲間のひとりを殺害してしまいます。

このラ・トープも入ってはいけないルートに入って出会ってから、現れたり消えたりと忙しい。で最後の登場ではこのありさまで、ゾンビ的なアレなのか、亡霊的アレなのかもよく分かりません。
仲間が何人かよく分からない死に方をしつつ先に進むわけですけど、三角頭巾のよく分かんない人がいたり、壁のもようみたいな人がいきなり動いたりと色々と忙しい。見所はジョージの危機に来た道をダッシュで戻るスカーレットですね。勢いついた彼女はゾンビみたいなのもバーンとぶん殴るって走ります。いや、お前が怖いわ!

この話は一体なにを怖がればいいのかサッパリ分かりません。
分かりやすいのが素晴らしいとは言いませんが、視聴者置いてけぼり感が酷い。謎解きを楽しむほどの知識を持っている人はまれでしょう。あ、もしかして錬金術に詳しい人なら楽しいのかも?!

そんなわけあるか。

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