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【映画】バイオハザードⅤリトリビューション/原作ファンは耐えるしかない

2017/01/22

完結に向けてスタートしたって感じですね。残りあと1作ぐらいかな、という印象です。もうここまできたら最後まで見るよって気持ちはありますが、その心をへし折りにくる5作目。

原作ファンは覚悟して観るべし。
原作キャラの扱いというか、クオリティがいろんな意味で衝撃的です……。

あらすじ

アンブレラ社の船に捕われていた人々を解放し、事態は好転したかに思えたのもつかの間。謎の部隊に襲撃されてしまいます。そこにはラクーンシティから一緒に脱出したジルの姿が。クレアと同じく胸に装着されたデバイスで洗脳状態にあるようです。
部隊に捕われ尋問を受けるアリスでしたが、何者かがシステムに侵入したことで脱出することができました。

そこでアリスが見たのは、東京の交差点で繰り返されるバイオハザード。そこはアンブレラ社がウイルス兵器を売るために作ったシュミレーション施設だったのです。

アリスを助けるためにシステムに侵入したのは、ウェスカーの部下のエイダ。人工知能であるレッド・クイーンがアンブレラ社を支配しており、アリスを監禁したのも彼女だと言うのです。そこはアラスカの地下深くにある巨大な実験施設で、アリスは脱出するための戦いへと身を投じることになります。

バイオハザードⅤ リトリビューション

2012年 アメリカ
監督:ポール・W・S・アンダーソン
出演:ミラ・ジョヴォヴィッチ、シエンナ・ギロリー、ミシェル・ロドリゲス

※ネタバレ注意

今回はかなり感情的ですのでご注意

アリスは一体何と戦うのか

巨大悪徳企業アンブレラ社。言わずと知れた敵ですが、前作までラスボス感たっぷりに登場していたウェスカー議長様が今回は一応味方で、アリス救出の策を練ってくれました。もちろん心を入れ替えたわけでもなく、クソ嫌味な言動で感謝も消え失せます。余計なこと言わないで、嘘でも「お前の力が必要だから協力してくれ」とか言ってみればいいのに。

冒頭からがっつり今回の世界観を説明してくれるウェスカー議長。
アンブレラ社がすっかりレッドクイーンに牛耳られ、人類存続がヤバいことになっています。しかたなく、その切り札になるアリスを助け出し、協力させようということです。アリスのTウイルスへの適用っぷりが鍵になるもよう。どう活用されるかはまだ不明です。

そのためかなりの危険を冒してアリス救出班がやってくるのです。
システムをダウンさせ、アリスを誘導するのがお色気ムンムンヒラヒラ衣装のエイダ。そして、2人を迎えにくるのがレオンたちです。ゲーム1作目に登場するバリーや、4で生き残ったバスケ選手の人が一緒です。

アリスが捕まっている施設はアンブレラ社のシュミレーション施設で、日本やアメリカ、ロシアなどの都市が再現されており、そこを通り抜けて脱出を試みます。とてもゲームっぽい。

もちろんアリスが逃げたとなれば、レッドクイーンも黙っていません。追っ手として各エリアにいるクリーチャーたちを差し向けると同時に、絶賛洗脳中のジル率いるクローン部隊も追いかけてきます。

今回の目玉は過去作の登場人物たち?

まるでバイオハザードシリーズ同窓会かって具合に、過去作で死亡した主要キャラクターたちが登場します。

ジルは今回の追っ手を仕切るボス的役割。4のエンディングで意味ありげに登場しましたね。
そしてそのジルが率いるクローン部隊が、1作目に出たレイン(ミシェル・ロドリゲス)や隊長、カルロスがいたりするのです。なつかしー。

とは言ってもただのクローンなので、彼らとはイコールではありません。当然記憶なんて共有されていませんから、感動の再会ということもありません。懐かしい人いっぱいいるねー的な出オチ。

こんな感じで全体的に残念感が漂っているんですが、今作の問題はこんなところじゃありません。

原作ファンは忍耐との戦いです

この映画に言いたいことはひとつです。

なぜレオンをこんな形で出した!!!
ゲームしないよってひとは、CG映画のバイオハザードがあるので、そちらを参照して下さい。CGのレオンはすげーカッコいいから!
アリスに子どもを助けに行くなって言うシーンとか最悪で、レオンそんなこと言わねーからまじでぇぇぇぇぇぇ。

映画のバイオハザードは、超金のかかった監督の壮大な二次創作映画です。たいがいのことはスルーできました。クリスもクレアも原作ドコーな仕上がりでしたけど、我慢できたんですよ。

でもレオンはダメだ。あのレオンはダメだ。

色々思うところのあった原作ファンはこの作品で相当ブチギレたんじゃないでしょうか。

エイダに関しては、大分似せてきはしました。が、逆に原作そのままのコスチュームが映画の状況との違和感がすごすぎて妙に浮く結果に。 2のジルでギリギリな印象でしたからね……。
なんでここだけ原作に忠実にしたんですか監督……。

さらに言動がエイダらしくないからいかんともしがたい。
彼女特有の余裕たっぷりに相手を翻弄する態度が一切ありません。いつも不遜に笑ってるのがエイダでしょ。さらにレオンとエイダの関係もなんか描き方ビミョーでほんと泣けてきますね。

そして地味に残念なバリー。存在感も残念だった。

原作どうこう以前に、ストーリーとしてどうだったのか

クリスとクレアに関しては完全にノーコメント状態で生死不明。これこのままふんわり触れずに終わりそうで心配になります。

もう原作スルーしまくってるんだから、下手な要素取り入れるの萎えるだけだからやめてほしい。
感情論なのは自覚しています。おかげでこの映画全然冷静に観れないんですよね。

原作知らずに、映画だけ見てきた人はどう思ってるんでしょうか。急によく分からないキャラが自己主張してんな、ぐらい?

4ぐらいまでは登場する人物たちにもきちんと関係性を持たせていたと思うんです。3でトンデモ展開突入しましたけど、それでもクレアたちの中の人間関係とか、それぞれの立場とか感情をきちんと持たせてたんですよ。

5でいきなり子どもを登場させたりして、どうにもとっ散らかってる印象なんですよね。新キャラクター達も生かす気を感じなかったし。ここ1週間ほどでまとめて観ましたが、続けてみるとやはり5だけが浮いているというか、微妙な印象は否定できないんですよね。

果たして収拾がつくのでしょうか。
とりあえず、完結までは観るとは思います。

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