つぶらいん

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【映画】モンスターズ 地球外生命体/モンスターパニック映画ではありません

2017/01/19

タイトルとジャケットで期待するような内容ではありません。そこはご注意ください。

ドカーン! バーン! ガオー!

ていう映画じゃありませんでした。
危険地域に指定されたメキシコからアメリカまでのふたりの道中を映したロードムービーです。

あらすじ

地球外生命体を持ち帰る途中の探査船が、メキシコ上空で大破してしまいます。そのせいでメキシコの一部が汚染され、地球外生命体が繁殖してしまいました。メキシコ軍とアメリカ軍が協力して囲い込みを行い抑えていますが、危険地域は広がるばかり。

という前提の世界。

メキシコで戦闘に巻き込まれた新聞社の社長の娘のサマンサを迎えに行くことになったカメラマンのコールダー。幸いサマンサは軽症で病院に入院しており、すぐに合流することができました。移動を開始するのですが、鉄道は危険地域拡大で引き返すことに。
その手前で降りたふたりは、地元の住人からあと2日で港が閉鎖されることを教えられます。

モンスターズ 地球外生命体

2010年 イギリス
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:スクート・マクネイリー、ホイットニー・エイブル

想像してたのと違うんだけどこれはこれで新しい

 

最初は命令でお嬢様を嫌々迎えにきた感がすごい出てたコールダー。しかし、大変な道中を一緒に過ごす中、だんだんとサマンサといい感じになっていきます。
サマンサには婚約者がいますが、なんとなーく結婚には積極的ではない様子。家族と連絡を取る彼女の表情は冴えません。

無事に港に着き、法外な値段をふっかけられてもそれを飲み、手配してはいオッケーと思ったのもつかの間、翌日コールダーの凡ミスで船に乗れなくなってしまいます。
仕方なく、危険地域を突っ切る道を選ぶふたり。

しかしその道中も命の保証はありません。ガイドはいますが、相手は地球外生命体。大暴れすればひとたまりもないことは被害状況でもよくわかります。

さぁこっからが本番かーとこちらは期待しますが、モンスターの描写は控えめ。
やっぱりメインはふたりのロードムービーなのね、というのがよくわかります。

危険地域の日常

それなりの惨劇は起こりますが、リアリティ重視な印象です。
この地域では日常的にモンスターが現れる可能性があり、いつだって危険と隣り合わせ。他に行くところもないからな、と作中で運転手が話すのが印象に残りました。

特別な話としてこの映画を撮ったのではなく、危険地域の日常を切り取ったような映像が続きます。

地球外生命体はなかなかのリアリティです。クトゥルフ系の外見が好印象。これが大暴れするのも見たいなあ。触手系モンスター好きだ。
陸路を選択してからの道中になると、エイリアンの生体の話も出たりして面白くなってきます。

POVにしそうな設定の話でしたが、ちゃんと映画でした。
ただ、映像は主人公たちが主眼なため、あくまでも彼らに寄り添います。外で戦闘が行われても、そこの攻防よりもカメラは怯えるサマンサたちを映します。
この設定で地味な仕上がりなのはそれが原因ですが、この映画が見せたいのもそういうものではないのかなと。

好き嫌いは割れるでしょうが、ありきたりのモンスター映画に見飽きているのなら、面白い変化球です。

続編もあります

1作目の監督であるギャレス・エドワーズは、渡辺謙も出演したアメリカ版の「GODZILLA」の監督も務めています。この映画がきっかけで大抜擢だったらしいです。なんか分かる気がする。

続編の「モンスターズ 新種襲来」は監督ではなく製作総指揮になってます。なんだか心配だのう……。

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