つぶらいん

本や映画のレビューを中心にしつつ、ぼっち&出不精生活を満喫する管理人の日常のブログです

映画 洋画

【映画】バイオハザードをまとめて振り返ってみた。3からすごい方向に舵切ったのがよくわかる。

2016/12/20

2002年に1作目が制作されてから、もう14年。
「バイオハザード ザ・ファイナル」と銘打たれた作品が今年の12月に公開されるそうです。世界最速日本で公開。おおすごいな。

決定してるから大丈夫でしょうが、問題は「本当に完結するのか?」という疑問。ここまで引っ張ってまさか終わらないってことはなさそうですけど、心配……。気になるのは「最終章」と書かれているところ。最終章が始まったよー。最終章はあと2本あります! とか言われるんじゃないかと不安がよぎります。ちゃんと終わってると良いなぁ。

ということで、バイオハザードシリーズ(映画)についてのまとめです。
各タイトル個別でも記事を書いてますのでそちらもご参照くださいませ。

1、バイオハザード

バスルームで目を覚ましたアリス。シャワー中に倒れたらしいのですが、彼女には記憶がありません。広い屋敷内をさまよっていると、突如特殊部隊が突入してきてアリスに対し報告を求めます。しかしアリスは答えることはができません。
隊長の話によると、屋敷はアンブレラ社という巨大製薬会社の地下研究施設の入り口になっており、アリスは入り口を監視するためにここで暮らしていたというのです。

レッド・クイーンと呼ばれる研究所を掌握している人工知能が、何らかの理由で職員全員を殺害。レッド・クイーンを停止させるために彼らは派遣されてきたのでした。安全装置が働き、その影響で一時的な記憶喪失になっているらしく、アリスは彼らに伴われ地下研究所へと向かいます。しかしここではおぞましいものが開発されており……。

 

ということで記念すべき第1作目。
この作品が面白いのは、ゲームの設定をそのまま流用しないオリジナリティです。アンブレラ社とゾンビ、そしてクリーチャー、ウイルスなど設定はありますが、それらを生かしつつストーリーも登場人物も映画独自のものです。それがむしろ功を奏したといえます。

研究所からの脱出や襲ってくるゾンビたちなど、シチュエーションではゲームっぽい部分が多々あり、ゲームファンも「映画独自の展開」とすんなり受け入れやすいです。
思えば、このシリーズの不満はゲームキャラの妙な改変なので、人気キャラの扱いに気を使うぐらいだったらさくっとオリジナル、という方がよっぽどいいです。
ざっと並べてみても1作目が一番まとまってましたし、面白かったですね。

ここで登場するレッド・クイーンは後半の作品でも絡んで来たりと、続編のベースになるものがたくさんあります。

バイオハザードの記事はこちら

2、バイオハザードⅡ アポカリプス

アンブレラ社があったラクーンシティでは、街中にゾンビがあふれて壊滅状態になっており、警察も歯が立ちません。道路はアンブレラが封鎖。なす術もなく人々は逃げ惑います。

警察の特殊部隊S.T.A.R.S.の隊員ジルは、同僚や他の生存者と共に教会に避難します。
一方病院らしきところで目覚めたアリス。何らかの実験台にされたようですが、病院は無人。なんとか装備を調えて外に出ますが、すでに街は壊滅状態で……。

 

ラクーンシティの壊滅を描く2作目。
原作キャラのジル、カルロスが登場します。ジルに関しては一見の価値アリのかわいさ。まかさの3のコスチュームでゾンビと闘います。こうして混ざってみるとよくわかりますが、ゲームのキャラのコスチュームってやっぱりちょっと現実とはズレてるよね。まぁジルは可愛いからいいんですけど。

さて、前作が研究所からの脱出ミッションなら、今度は街からの脱出です。

アリスが本格的に改造を施され、人間離れし始めました。アクションはカッコいいし面白い。
テーマもラクーンシティからの脱出という目的があるので、すんなり見られます。アンブレラ社のクソっぷりがだんだんとひどくなり、人名より研究第一な姿勢が露骨になり始めます。善悪のありようが非常にわかりやすい構図な2作目でした。

バイオハザードⅡ アポカリプスの記事はこちら

3、バイオハザードⅢ

ラクーンシティは爆撃され、ウイルスは街ごと吹き飛ばされたと思われていました。しかし拡大は防ぐことができず、Tウイルスは全世界へと広がってしまいました。アンブレラ社は地下の研究施設で、一応荒廃を止めるための研究を行っています。

わずかな生存者たちは街から街へと車で移動しながら生活をしています。リーダーのクレア、2の生存者のカルロスとL.Jも一緒に行動しています。

アリスはアンブレラ社からの監視を逃れるため、仲間とは離れ単独で旅をしていました。しかし悪夢にうなされた時に発動してしまった超能力のため、アンブレラ社にその存在を気取られてしまいます。

 

世界滅びてるじゃーん! という衝撃的な幕開けの3作目。
正直やり過ぎ感のある滅びっぷりに呆然としてしまいます。拾集つかなくなるんじゃない? 大丈夫?とこちらが心配になるほど、世界が滅んでいます。

どこかに生き残りはいるんでしょうけど、今作に限っては荒れ果てた荒野ばかりが続きます。ゾンビ達も干からびて様相が変わり、ゾンビよりもモンスター的なルックス。しかもおそろいの服着て登場したりして、もはや個体を識別するほどのものもなくなっております。

世界がどうなろうと、アンブレラさんは相変わらずの外道会社で、「もういいよお前らはそれで……」とこちらが諦めの境地に達します。極悪企業め。冒頭ではアリスのクローンたちをフル活用して、何のための実験だかわからない殺戮を繰り広げており、「なんかこの博士もだめそうだ……」と早々にわからせてくれます。親切設計。この博士のアリスへの執着がよくわかんないけどやたら強くて、魅力的な実験対象に心奪われまくっています。なんだ、ミラジョヴォのファンか? ファンなのか?

忘れちゃ行けない、ウェスカー議長様が初登場します。偉そうなグラサンがラスボスの雰囲気を臭わせて唐突に出てきます。ゲームを知らない人にはよくわからないんじゃないかと心配になるほど何の説明もないので、まぁ続編への伏線だから仕方ないか……と思っておきましょう。

バイオハザードⅢの記事はこちら

4、バイオハザードⅣ アフターライフ

クローンたちとともに、東京にあるアンブレラ社の研究施設へと潜入したアリス。アンブレラを仕切るウェスカーをギリギリのところで逃がしてしまいます。
その後、別れた仲間が向かったという安全地帯アルカディアを探し、飛行機で探索していますが、一向にその存在を確認することができません。心が折れかけていたところ、仲間が使ったヘリを発見。錯乱しているクレアに遭遇します。

 

世界は滅びてるけど、あちこちで生きている人はいるよ! という感じの4作目。
堅牢な刑務所の壁がゾンビから守り、食料も刑務所だから備蓄が沢山ある、という上手い設定。

それでもちょっと微妙に感じるのは、この物語はあくまでも序章だからです。クライマックスへ向けてのスタートなので、中途半端な印象が残ってしまっていますね。

4作目にしてついにバイオハザードのメインキャラの1人であるクリスが登場します。3で生存者たちのリーダーだったクレアの兄貴なんですが、もはやキャラが違いすぎるので、完全に名前だけ残した別人です。原作キャラを出すのがファンへのサービスに一切ならない感じの仕上がりです。
映画のバイオハザードシリーズはアリスのためのストーリーなので、中途半端に原作キャラからませると能力値の差が出すぎててどうしたって霞んじゃうんですよね。あんな風には戦えないわけですし。

そんなアリスも冒頭でウェスカーとのバトルのさなかにTウィルスを中和する薬を打たれて、生身の人間へと戻ってしまいます。その割には相変わらずの戦闘民族っぷりを披露しています。生身であの墜落から生還ってどういうことなの。

バイオハザードⅣ アフターライフの記事はこちら

5、バイオハザードⅤ リトリビューション

アルカディアで捕われていた人々を解放したアリスたち。しかし、そこへアンブレラ社の戦闘機が送り込まれてきます。
攻撃を受け海へと転落するアリスは、そのまま捕われてしまいます。
そこにいたのは、一緒にラクーンシティから脱出したジル。彼女はレッドクイーンの洗脳状態にありアリスを厳しく尋問します。

しかし何者かが警備へと侵入し、アリスの逃亡を手助けするのですが……。

 

敵味方入り乱れる5作目。

今度はアンブレラ社の地下の巨大実験施設からの脱出です。
前作のラストで脱出用のジェット機ごと爆破されたウェスカー議長様は無事生還。今度は目的があってアリスを助けようとします。敵だった相手と共闘関係になるって、普通はもうちょっと燃える展開だと思うんですけど、裏がありそうな気配がプンプンする信用度ゼロのウェスカー議長様。うさんくさいことこの上ない。

前作でウェスカーからウイルスの中和剤を打たれ、体内からTウイルスが消えているはずのアリス。しかしそんなこともお構いなしに相変わらずの人間離れした戦いを繰り広げられます。もうどっちでも良くなってきます。

今回の敵はなんと2作目から久しぶりのご登場のジル。レッドクイーンに操られ、アリス達を追います。4のラストでクレアがつけられていたのと同じデバイスを胸につけ、敵側の指揮官として登場していたのですが、いきなり金髪になっているので(原作のジルに近づけたんだろうけど)正直誰だかわかりませんでした。

アンブレラ社のシュミレーション施設が舞台です。日本のスクランブル交差点、アメリカの普通の住宅街、ロシアの街などのステージがあり、そこを通過して脱出するというゲームっぽさ。

5作目ではレオン、エイダ、バリーが登場します。これまでもキャラの改変がすごかったですが、今回はエイダはまだしも他のがひどすぎた。特にレオン、お前は許さん。原作キャラを出すということがとてもマイナスになってしまっているのが残念。そのせいで冷静に見れません。

過去作のキャラクター達がクローンで登場したりと、見所はあるんですが、結局同じ顔の別人。そこにあまりドラマ性はないのがちょっと拍子抜けですね。

バイオハザードⅤ リトリビューションの記事はこちら

なんだかんだいいつつも楽しんでいます

というわけで、バイオハザードを振り返ってみました。
Ⅳまではわたしも突っ込み入れつつ楽しく見ていたのですが、Ⅴだけはちょっと冷静に見れなかったんですよね。

細かいことはリンク先の各記事にさらに書いてあります。よろしければそちらもどうぞ。

5のエンディングで3以上の滅び方をしている世界でしたが、ここからどうするんでしょうか。なんか空飛んでるのとかもいたし、ゾンビとかそういう問題でもなくなっている様子。

滅びかけた世界は再生されるのかどうか、とても気になります。
そして戦い続けたアリスがいたる結末はどういうものなるのでしょうか。

2016年の12月に公開ということで楽しみです。
終わり良ければすべて良し。最後に「面白かった!」と言える作品であることを祈って。

-映画, 洋画
-,