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【映画】デビル/M・ナイト・シャマラン原案。停止したエレベーター内で起きる惨劇の謎。

2016/12/12

ジャンルはホラー。ということで、推理ものではありません。

ビルで起きた飛び降り自殺を発端にして、停止したエレベーター内でどんどん人が殺されていきます。舞台はシンプルで、エレベーター内と警備室がほとんど。突入ができないので、現場の状況を知るには設置されているカメラしか手段はありません。
そんな中で手がかりを探っていくので、かなりもどかしい。

エレベータ内の人間関係のギスギスもひどくて、観ているこっちも息苦しくなってきます。

あらすじ

ビルから飛び降りて自殺した男の捜査に現場に来ていた刑事のボーデン。
現場となったビルでは、乗客を乗せたエレベーターが突如停止し、5人が中に閉じ込められてしまっていました。ビルの警備がそれに気付き中と連絡を取ろうとしますが、こちらの声は届くものの中の声は聞こえません。

原因が分からず復旧に時間がかかり苛立つ乗客たち。
そこで突如エレベーターの電気が消えます。明るくなると乗客のひとりの女性が、背中を何かで傷つけられて出血。スーツに血液がついていた男性が疑われます。もちろん男性は否定。しかし、疑いは晴れません。

傷害事件として警備員は通報。飛び降り自殺の捜査をしていたボーデンがそこに向かいます。
しかし警備員が見守る中、今度はその疑われていた男が殺されてしまいます。

デビル

2010年 アメリカ
監督:ジョン・エリック・ドゥードル
出演:クリス・メッシーナ、 ローガン・マーシャル=グリーン、 ボヤナ・ノヴァコヴィッチ

M・ナイト・シャマランが原案・制作した映画です。

※ネタバレ注意!

乗客はどいつもこいつも怪しい!

捜査が進み、乗客たちの裏側が明らかになっていくにつれて、どいつもこいつも怪しく見えてきます。

最初に死亡した男は詐欺まがいのセールスマンだし、老女は窃盗(スリ)、警備員は犯罪歴がたっぷり。乗っている人間全員がうさん臭い。

そんな人間の集まりなので、余計にギスギスが酷くなっていくのです。
エレベーター内に閉じ込められたらウンザリしますが、揃ってるメンツがメンツなので、余計な諍いが起きまくるのです。そうでなければもうちょっと協力したりするでしょう。

セールスマンはいちいち人をイラつかせる言動をとるし、警備員は短気。観てる方からすると、余計なことをして無駄に揉めているように見えます。

しかしそれも集めた者の策のうちということのようです。

悪魔に対する親切な解説付き

刑事のボーデンに協力するビルの警備員の1人ラミレスは信心深く、今回の事件が悪魔によるものだと主張します。
もちろん上司や刑事たちも取り合いません。

しかし、状況が進むに連れてラミレスが言うことに信憑性が帯びてくるのです。

自殺からスタートし、罪を犯したものをそこに集め全員を苦しめて殺すと話します。乗客のひとりが悪魔で人間に扮してまぎれているというのです。

エレベーターの中では誰が犯人なのか、お互いに疑心暗鬼になっていきますが、見ている方も誰が悪魔なのかを考えるようになります。

罪を犯したものが改心すれば免れるけどとばっちりの人たちは可哀想

結果、ひとりが自分の罪を告白し、生き残ることになりますが、しかしとばっちりで死んでしまった整備の人とか、大けがしてる警備の人とかは可哀想すぎますね。

悪魔のやることを邪魔したから、という理由はありますけどそんなん知らないでやってるししょうがないじゃーんという気持ち……。

告白して改心して許される、というルールがあるのでしょうけどだったら罪を犯していないものを殺す、というのはいいのかよ、と突っ込みたくなりますね。
悪魔さんやることが粗い。

サクッと観るのにちょうどいいボリューム

展開はスリリングで、テンポも良く、時間も短め。グロ描写も流血はしていますがそれほどではありません。

なんか軽めのホラーが観たいな、という時にはちょうどいいサイズ感です。
可もなく不可もなく、というところですが、そういう作品、ホラーでは少ないですからね。大当たりが少々に大外れが大量。

なかなか貴重な小粒当たりのホラーでした。

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