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【映画】メン・イン・ブラック3/今度はタイムスリップ。40年前に戻ってKを救え!

人気シリーズの3作目。今度はタイムスリップ! 相変わらずの荒唐無稽なSFコメディアクション。
2作目で失速の気配を感じたのですが、3は文句なく楽しかったです。タイムパラドックスものなので、ツッコミどころを探したらきりがありませんが、あんまり深く考えずに楽しみましょう。


メン・イン・ブラック3/MIB3

2012年 アメリカ
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:ウィル・スミス、トミー・リー・ジョーンズ、ジョシュ・ブローリン

※ネタバレ注意

あらすじ

月にある刑務所からアニマル・ボリスが脱獄します。ボリスはかつてKが逮捕しその時の戦闘で左腕を失っており、彼のことをとても恨んでいました。ボリスは時間をさかのぼり、若い頃のKを殺害しようと企てます。

一方、JとKは相変わらず急がしい日々を過ごしています。
通報を受けて向かったエイリアンが営む飲食店で待ち伏せにあう2人。そこで再会したボリスはKに企みをほのめかして去ります。彼との関係を尋ねるJをKは軽くあしらうのですが、納得いかないJは本部でボリスとKの過去について調べます。しかし極秘事項になっており、形式的な部分以外は知ることができませんでした。
翌日Jが出勤するとそこにはKの姿はなく、職員たちはKの存在すら知りません。新しい上司のOに尋ねると、エージェントKは40年前に死んでいるというのです。

Kは40年前に死んだ?!

相変わらず噛み合ないJとKの凸凹コンビ。10年以上組んでいても、Jの給料が上がっても、関係性は変わりません。

しかしそこに登場したKと因縁のあるボリス。彼の狙いは過去に戻って自分を逮捕したKを殺すこと。彼の策略は成功し、Kは40年前に死んだことになってしまいました。さらに、Kが地球を守るために施した装置もなかった事になり、地球は侵略寸前。
ギリギリでボリスの企みに気付いたJはさらにその1日前にタイムスリップして若き日のKを救うために奔走します。

Kひとりがいなくなっただけで、地球の安全はかなり危機的になってしまうんですね。改めてKの偉大さを感じます。

エージェントZがまさかの死亡

映画の最初でなんとこれまで登場していたボスのエージェントZの葬式がおこなわれます。そこでの味気ないKの挨拶に苦笑。その後に続いた新しいボスのエージェントOも似たようなもので、MIB本部というのはこういう組織なのかも……と思わされます。
少なくともJのキャラが異色なのは確か。

Zの他にも、これまで登場していたパグのフランクが今回は出てきません。Jの部屋にでかいポートレートが飾られているだけです。というかかなんで部屋にフランクの写真を飾ってるんだJ。

若くてもKはK

観て驚いたのは、今回のKは若い頃がメイン。なのでJと一緒に闘うのはトミー・リー・ジョーンズではなく、ジョシュ・ブローリンの方なんです。てっきり今の時代に戻ってさらにバトル、という展開かと思っていましたが、過去の世界できちんと決着がつきます。

この若いKがすごい! 若い頃こんな感じだったんだろうなーという印象そのままで、違和感のないコンビぶりです。今はひねくれたオッサンですが、若い頃はまだくだけた部分も多く、今なら絶対に言わないようなことも話せたりして、なんだかJは嬉しそうです。

ふと疑問に思ったのは、KはJが過去に行って自分を助けたことを覚えているのか、ということ。タイムパラドックスもので突っ込むのもヤボですが気になるんですよね。はっきりとは語られないその部分ですが、Jが時計を見せた時のKの表情から覚えているんだろうなと。

KとJに秘められた過去

さかのぼって1作目の段階で分かっていてJをスカウトしたのか、という問題は出てきます。
Kは自分を庇って父を失った子供の成長を陰ながら見守っていた、と思えなくもありません。
Jの父をMIBに誘ったという経緯もありますし、そういうつながりがあったのだと考えるのも良いのではないでしょうか。

Jの父である大佐が見た未来は、目の前の彼がジェームズだということを知らせるものだったのかもしれません。
この映画はあちこちあえて説明を端折っている印象です。わたしはどちらに取っても良いんじゃないかなと考えています。

KがJと闘った過去を覚えていなくても、Jが若い頃のKや自分の父親に会えた事実は変わりません。彼が覚えていれば十分でもあります。

明言されないことはいくらでも受け手の想像で補えます。説明不十分と取らずに、自分の取りたいように解釈すればいいのではないでしょうか。

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