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【映画】ジュラシック・パーク/現代に恐竜が蘇った! テーマパーク内に放たれた恐竜たちが制御不能に?

2016/11/02

言わずと知れたスピルバーグ監督の大ヒット作です。最近では「ジュラシック・ワールド」が制作されたりとまだまだ話題に事欠かない作品です。大分前の作品ですが、今見てもそこまで古さは感じません。シリーズは「ジュラシック・パーク」「ロスト・ワールド」「ジュラシック・パーク3」が製作されています。


ジュラシック・パーク

1990年 アメリカ
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、リチャード・アッテンボロー

※ネタバレ注意

あらすじ

古生物学者のアランと古植物学者のエリーは恐竜の化石の発掘の仕事の最中、出資者のハモンドから新しいテーマパークの視察をして欲しいと依頼されます。3年分の発掘費用の提供の申し出を受け断れず引き受けた2人は、パークの出資者が雇った弁護士が連れて来た数学者のマルコム博士とともにパークのある島へと向かいました。

ハモンドが作ったのは「ジュラシック・パーク」。生きた恐竜を復活させ、それをテーマパークにしたのです。
無邪気にパークの素晴らしさを語るハモンドに対し、アランもエリーもマルコムもパークの危険性を説きます。はるか昔に滅んだ恐竜を人間が管理すること自体が大きな危険をはらんでいるのです。ハモンドは彼らの説得にも耳を貸しません。パークの体験ツアーを企画し、そこに2人の孫を同行させることにしたのです。

一方、ハモンドの部下のパークのシステム管理をしているエンジニアのネドリーは自分の待遇に不満を持っており、秘密裏にパークの恐竜の胚を盗み出すことを画策しています。彼の計画が発端でパーク内は混乱に陥ることになります。

おじさんの成長物語

子供嫌いのアランにハモンドの孫2人がやたら懐く展開がいいですね。若者や子供、ダメなおじさんの成長物語はゴロゴロありますが、ちゃんとした大人な印象のアランのようなタイプの成長物語はなかなかありません。

冒頭でいけ好かないガキに大人げない論調で畳み掛けるアランに苦笑しますが、誰だってああいう子供は面倒です。そもそもアランは子供嫌いで、今回の彼の試練は恐竜だけではありませんでした。

お子様たちも絶妙なウザさで、後半は不思議とかわいく思えてきます。アランと同じく一喜一憂しハラハラしてきたからこそ感じるでしょう。何しろ前半のお子様は、アランの説に散々ダメ出ししてくる可愛げのないガキ、という印象で、アランじゃなくてもウンザリする鬱陶しさでした。

一緒に施設へと戻る道中もそれなりでしたが、とりあえず元気なら良いか、とすら思えます。ごちゃごちゃいいつつもアランを信頼して頼りにしているそぶりも見せたりと、こちらも簡単にコロッとお子様たちにほだされてしまうのです。

子供嫌いを公言しつつも、子供たちのピンチに体を張るアラン。そして一緒に過ごすうちにそんなことを忘れてしまうほど子供たちと馴染んでしまうのです。アランは恐竜を恐れる彼らに「理由もなく嫌っちゃいけないよ」と語りますが、彼自身そこまでの理由もなく子供を避けていたのかもしれません。

CGの恐竜たちの違和感は今見てもほとんどない

恐竜のリアルさは今見てもすごいです。
1990年の映画だということに驚きなほどで、CG技術のすごさを感じます。

ティラノサウルスのド迫力、ヴェロキラプトルの狡猾さと凶暴性、草食恐竜の人間を相手にしていない雰囲気など、恐竜の個性も強めなのでそれぞれの違いが大変分かりやすいです。

恐竜の専門家的には色々言うことがあるようなんですが、ド素人には大満足でしたね。普段ショボイCGのモンスター見まくってますからね……ウン。

お子様にも優しいグロ排除

それなりに犠牲者が出る映画ですが、生々しいグロ描写は極力排除しています。ご家族で御飯時に見てもまったく問題ありません。あってもせいぜい腕とか動物の足とか、そいういうレベル。

犠牲者自体はそこそこいまして、これにグロ解禁したらモンスターパニック系が好きな人にも大満足の映画になったでしょう。きっちり犠牲をだしつつも上手くグロを避け、それが特に不満に思わせないのが本当に上手です。下手なごまかしは逆効果になるので、バランス感覚が良かったんでしょう。

子供たちや主人公がピンチを乗り切るのもある種ご都合主義的ですが、こういう映画で余計などんでん返し的惨劇は必要とされてはいません。映画を見る観客をきっちり想定した上で作ったのが、よく分かりますね。
この映画に出てくる少年のように、恐竜が好きな子は特にグロは求めていないわけです。かといって、モンスターパニック系の映画が好きな人間が見ても、そこまで物足りなく感じることもありません。そこはやはり、グロなしでも「しょぼい」と思わせない映画の仕上がりによるものです。

……このぐらいのレベルでガチグロバージョンも見てみたいな、と思わないでもないですけどね。

ちょい役でサミュエル・L・ジャクソンが登場

この人が出てくるとなんかの黒幕っぽく感じちゃうんですが、今回はジュラシック・パークのエンジニアです。ネドリーのせいでダウンしたシステムを復旧させるために奔走しますが、苦肉の策で取った手段であえなくヴェロキラプトルの犠牲になります。

普段の彼の役柄を考えるとあまりにも普通の人過ぎて逆にビックリしますけど、煙草をくわえる姿がとてもカッコいいです。

アランを演じるサム・ニールもわたしの中ではすっかりダミアンなんで、久しぶりにまっとうな人の役を見たきがしますね。他の映画だと「マウス・オブ・マッドネス」や「イベント・ホライゾン」ですから……。すっかり怪演系俳優に分類していました。なんかごめんなさい。

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