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【映画】ジュラシック・パーク3/グラント博士がサイドBへ。行方不明の子供を捜しにきたけどそれどころじゃない!

1作目で登場したグラント博士が再登場です。
うーん、やはり「ジュラシック・パークと言えばサム・ニールだなー」と思わせる存在感でした。体力的には普通のおじさんなんですけど、博識であることが生き残る助けになっています。学者っていいなーと思わせるキャラクターですよね。

ジュラシック・パークⅢ

2001年 アメリカ
監督:ジョー・ジョンストン
出演:サム・ニール、ウィリアム・H・メイシー、ティア・レオーニ

※ネタバレ注意

あらすじ

ジュラシック・パークの事件から8年後。アランは事件がきっかけで注目を浴びたものの、今は発掘の資金が不足し困っていました。資金集めも兼ねた講演会はジュラシック・パークに関する話を聞きたい人が集まっており、不本意な状況です。

資金不足が理由で発掘があと数週間で中止になってしまうことを決まったところへ、カービー・エンタープライズの社長と名乗る男が尋ねてきます。彼は妻とともに恐竜たちの住むサイトBへ行くことを計画しており、アランにガイドを依頼しにきたのです。

インタビューでも「絶対に恐竜の島へは行かない」と話していたアランでしたが、彼の呈示する資金援助の魅力にあらがえず、絶対に着陸しないことを条件に承諾してしまいます。

グラント博士、またも金に目がくらむ

懲りない男、グラント博士。あんなに「もう生の恐竜なんて嫌!」って感じだったのに資金難な中呈示された援助の申し出に簡単に心が揺らいでしまいます。というか、資金援助してくれようとする相手のことぐらいもうちょっと調べようぜ……。根本的にピュアな博士でした。

頭いいけどなんか抜けてるというかズレてるというか……そういうところがいいキャラクターなんですけどね。上手く発掘資金を調達できない要因はそういうところにあるのかもしれません。上手く立ち回ってジュラシック・パークをネタにお金を集めることもきっとできたと思うんですよ。

そいういうのを良しとしないプライドもあるんだと思います。でも結局サイドBに行ってしまうんですけどね。

前半は勝手な登場人物たちに我慢しよう

まぁ禁止されているサイドBへ上陸しようってんだから、それなりに考えなしな人たちじゃないと話にならないのも分かるんですが、それを差し引いても序盤はけっこうイライラします。

親の気持ちは分からんでもないんですが、自分の子供を助けるためだけにグラント博士を騙して島まで連れてくるって言うのがちょっと。自分の子供が助かるんだったら、他の人が危険でもいいのかっていうところです。
島に上陸した後もしばらくは考えなしな行動が多いし、心配なんだっていうのを差し引いても酷いんじゃなかろうかと。

後半になって、ある程度危険を乗り越えたあたりで、やっと行動が伴ってきます。
特に夫のポールは手先が器用なようで、川に残されていたボロボロのボートを何とかエンジンをかけられるようにします。さらに家族を守るためにスピノサウルスを引き寄せるなど勇敢な行動も見られます。

このたびがきっかけで夫婦がやり直すことになりそうな空気ですし、最終的にはヨカッタネと思えるので、物語的には丸くおさまって良かったです。

聡明な子供は出てきてもウザくないからいい

2ヶ月も島でひとりで生き残っていたエリック。無鉄砲で考えなしな両親の子供とは思えない聡明さです。

どうやらグラント博士のファンらしく、恐竜も大好き。彼の著作も読んでいるようです。博士を助けたあと、彼の1冊目の本が一番好きだと話します。ジュラシック・パークに行く前の著作のようで、恐竜に対する恐怖心がなかった頃だと博士は話します。

将来的にいい弟子になりそうな雰囲気を出すエリックでした。
ちなみにマルコム博士の著作もあるようですが、2人には不評なようです。2でいい人株を上げていましたが、1ではちょっと面倒な人だったもんね……。

今回の恐竜たちは割と凶暴なのがメイン

メイン恐竜たちは肉食系モンスターが多いです。
着陸時から襲いまくるスピノサウルス、おなじみのヴェロキラプトル、そして空からはプテラノドン。主にこの3種類が頻繁に襲ってきます。

特に冒頭のスピノサウルスはティラノサウルスすら倒すかなりの強さ。最後まで博士たちを追い回す厄介な相手です。

ヴェロキラプトルはこれまでのただただ獰猛な野性味から少しだけ印象を変えます。奪われた卵を追ってくる親子関係に、意思疎通をしているという仮説を証明する行動など、これまでとは別の印象を残しました。

そして今回大活躍なのがプテラノドン。島脱出を計る博士たちが迷い込んでしまったのは「鳥籠」そこはプテラノドンの養育場のようで、子供の餌のために博士たちを追い回すことになります。

今回もかなりの迫力で見せてくれる恐竜は相変わらずのクオリティです。

持つべき者は頼りになる元カノ

なんとグラント博士とエリーは別れており、エリーは別の人と結婚し子供までいます。別れた後も友人関係は続いているようで、お互いの信頼感は今も変わらない様子。この感じから変な別れではなかったのかなと想像。

エリーの子供に「恐竜おじちゃん」と呼ばれているのがいいですね。すっかり子供嫌いは克服したようで、子供とも接するのも楽しそうです。

このエリーが博士たちを助けるための救助を読んでくれます。旦那さんが国務省の人だからそちらに顔が利くのか、ジュラシック・パークの関係者だったからあちこち頼めるのかは分かりません。
離ればなれになって静止不明だったビリーも救助されるなど、なかなか有能な救助隊でした。

最初にグラント博士と会っていたときに「できることがあったら何でも言って」がこの伏線だったとは! ホントなんで別れたんだ博士……。

やっぱり1作目の面白さには負ける

こうして3作品続けてみると、1作目のバランスの良さが際立ちますね。
島に行く動機付けの関係で、こういう話になってしまうんですよね。1作目は単純に招待されるっていうだけですし。それに恐竜に対する無邪気さが薄らいでいるのもあるでしょう。
2作目のマルコムは仕方ないし、今回は状況が状況だからグラント博士も恐竜見ても嬉しそうじゃないですし。

観てる側もそうですが、登場人物たちの新鮮な視線というのも関係してくるのかもしれません。

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