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【映画】プリースト/終わったはずのヴァンパイアたちとの戦いが再び始まる

対ヴァンパイア組織のプリーストがかっこいい作品です。生身の人間でありながら高い戦闘能力を持っており、戦いが終わったと同時に不遇の人生を歩む彼らの姿に教会の欺瞞が見え隠れするのがポイントですね。

プリースト

2011年 アメリカ
監督:スコット・スチュワート

出演:ポール・ベタニー、カール・アーバン、キャム・ギガンデット、マギー・Q

※ネタバレ注意

あらすじ

ヴァンパイアとの戦いの末に勝利した人間たち。勝利の要因になったのは、教会が組織したプリーストという最強集団でした。戦いの後彼らの組織は解体されることになり、生き残っていたヴァンパイアたちは教会の主導で集められ封印されています。
しかしある日、平和に暮らす家族をヴァンパイアが襲います。母親は殺され、娘が誘拐されてしまいます。父親の弟のプリーストの元に保安官が事件を知らせにやってくるのですが、生活を制限されている彼は教会の許可がなければ家族を助けに行くことはできません。プリーストは教会の権力者に直談判するのですが……。

一風変わったヴァンパイアたち

この世界のヴァンパイアは普通の人間型のものではなく動物に近い印象です。よりモンスター的で、意思の疎通などは無理そうにみえるのですが、協会の支配下ではない町ではヴァンパイアの信奉者たちが彼らと暮らしていたりします。映画の中で言葉を発することはありませんでしたが、何らかの意思の疎通方法があるということでしょうか。

しかしカール・アーバンが演じる元プリーストのブラックハットをヴァンパイアにした女王は知能があるようですし、今回女王は登場しませんし、その辺りは謎のままお茶を濁されています。

カール・アーバンが悪役で登場

REDでFBI捜査官を演じたカール・アーバンがメインの敵役で登場します。
元プリーストで人型のヴァンパイアになったという特殊な状況で、プリーストをおびき寄せて自分の仲間になるように語りかけたりもします。

プリーストを責めるような言葉を発しはしますが、教会の管理から解放され何処か清々しい様子をしています。

娘をさらったり、復讐めいた行動をしますが、仲間を欲しているともとれます。プリースト同士の絆は強そうだし、仲間を求めたほうにも感じました。強力な力を持っているのに、やり方が雑と言うか、力を誇示するような行動をとっているので、感情の振り幅も大きいのかもしれません。

プリーストたちを自分の仲間に、と誘いますが、人間たちはプリーストの娘以外は問答無用で殺していますしね。

信仰を強要する世界は本当に幸せなのか

神の名の下に権力を維持している教会の姿には誰しも疑問を覚えるでしょう。
ラストシーンで、町を守るために戦ったプリーストを労うどころか現実を直視しない姿をあらわにしています。都合の悪いことは見ないふり、という彼らの姿勢は今後の滅びを暗示します。

続編もありそうな展開でしたが、次回作で街が滅びきっていても不思議ではないですね。

続編は未定

調べましたが今のところ予定はないっぽいです。大ヒットというほどでもないですし、日本ではB級扱い状態なのが気になるところ。
きっちり結末をつけたものの、消化していない部分も多いです。ブラックハットにも隠された思いが合ったのではとも感じられましたし、後から明かされるものがあったりするのかも?

世界の成り立ちや教会の支配状況なんかにも興味があります。
なのでぜひ続編が作られて欲しいですね。

プリーストが報われる世界になるといいなぁ。

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