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【映画】ブレア・ウィッチ/ブレア・ウィッチ・プロジェクトの正式な続編が登場!

1999年に公開された「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の続編です。
低予算大ヒット映画で当時かなり話題になりましたね。当時まだネットが普及してなかったので、実際の評判などはわからないですが、個人的に「よくわかんない」という感想でした。

ただひたすらに怯える女子を鑑賞した、という印象が残る前作でしたが、それをアダム・ウィンガードが監督して続編制作。当時感じたあのもやーっとした不満を解消してくれるのか?と期待してしまいますね。

簡単なあらすじ

昔行方不明になった姉の消息の手がかりを得たジェームス。ブレア・ウィッチの魔女の伝説が残る森で、ジェームズの姉は伝説の取材をしていて行方不明になったのです。
調査に協力してくれる友人4人と姉の手がかりであるテープの発見者の二人とともに発見場所である森へと向かいます。
順調に調査が進んでいると思われたものの、キャンプを張った翌朝、彼らのテントの周りには、ヘザーの残した映像に映っていた魔女の生け贄の紋章をかたどった飾りが残されています。
動揺した彼らは引き上げることを決めるのですが……。

ブレアウィッチ

2016年 アメリカ
監督:アダム・ウィンガード
出演:ジェームズ・アレン・マキューン、キャリー・ヘルナンデス、コービン・リード、ブランドン・スコット

※ネタバレ注意!

登場人物は?

主人公は17年前のブレア・ウィッチ・プロジェクトの主人公のヘザーの弟です。行方不明になった姉の手がかりとなる動画を発見し、ヘザーを探すために森へと向かいます。

主人公に同行するのは、彼女っぽいリサ、幼なじみのピーター、ピーターの彼女のアシュリー。
そこに動画をアップしていたテープの発見者であるレーンとタリアが加わります。

はっきり言ってレーンとタリアはかなり怪しいし、ヤバそげな空気がプンプンします。ピーターがかなり同行を渋ってましたが、テープの入手場所が大事だという結論になり、すんなり一緒に行くことになります。

序盤から空気が悪いので、すぐに揉めるんだろうなーというのが予想できるメンツです。

続編?リメイク?1作目の謎は何にも明かされない!

あのブレア・ウィッチ・プロジェクトの続編と聞いた時はあのよくわかんない映画の謎がちょっとぐらい明かされるのかって期待したんですよ。

が、蓋を開けてみれば1作目の謎は何にも解明されず、魔女が何なのかとかあの場所で何が起こっているのかとかは何も分かりません。
POVでもうまーくヒントをちりばめてくれるタイプの映画もありますが、これは1作目のスタンスをガッチリ踏襲しており、「?」のまま放り出されます。

ドローンやウェアラブルカメラを活用するなどして、大分映像的には分かりやすくなっていますが、手ぶれの凄まじさは相変わらず。なんかひっくり返ってどっか連れてかれた?というパターンの連続。

中盤ぐらいまでは比較的見やすいんですが、後半混乱を極めてくると誰のカメラかわからなくなったりもします。単体で森を走るシーンなんて男か女かぐらいしかわからない。

終盤になんかがカメラに写りはするんですけど、アレが魔女の正体かっていうとそういうものでもなさそうです。どう見ても魔女というより魔女の使いの下っ端なビジュアルでクリーチャー的。

途中で別行動をとるようになったレーンとタリアの言動から、おそらくはタイムループ的な事も起きているっぽく、SF展開にいくのかと期待もしました。が、結局そこら辺もよくわかりません。
主人公グループの方は簡単にさらわれるのに、レーン&タリアはあの森のなかで延々さまよっていたということなのでしょうか。
それとも、攫われるとループの中に入る、ということなのか? ということは彼らは消えただけで殺されたわけではない?

とまぁ考えてもわからないんですけど延々考えちゃいます。
多少ヒントがあるから考える余地があり、そこは最初のブレア・ウィッチ・プロジェクトよりは親切とも言えます。

「?」なシーンが多々ありますが、本家のブレア・ウィッチ・プロジェクトが終始「?」な映画だったのでそれに比べればまだ分かりやすい展開です。

レーンとタリアの目的は何だったのか

無理を言ってジェームスに付いてきた2人ですけど、イマイチ目的が分かりません。

実は伝説の魔女の手先でしたー、というベタな展開もあり得るかも、と覚悟していましたがそういうこともありませんでした。

テント周りの細工は彼らの仕業なんですが、2人がユーチューバーっぽいことを考えるに、撮影を盛り上げるための演出と考えられます。
ジェームズたちが怒るのも当然。
でも途中で細工がバレて別れる時の様子は本気で魔女を怖がっている様子で、彼らが何を考えているのかわかりません。本気で信じているんなら、軽率に演出とか細工するかな。

主人公の友達枠のカップルがややウザキャラ

主人公に同行するカップルの片割れであるアシュリーが早々に負傷。思わせぶりに傷口からなんか入ったっぽい描写があり、実際足からみょーんと何かを引っ張り出したりもします。

しかし、それが一体何なのかもわからない! 怪我とか寄生したもののせいでやばい展開になるとかもなく、結局アシュリーもさくっと攫われてしまいます。何だったんだ。

この手の映画によくある展開ですが、ちょっと状況が変わるとすぐに「ヤバいぜ、帰ろう」と始まってまたか、と思いました。自分だったらと思えば気持ちは分かるんですけど、それなりの覚悟できてるんじゃないのー?と言いたくなるな。

アシュリーはヒステリック担当で、負傷も相まってタリアに対してブチ切れたりします。
その勢いで意図せずタリアを死なせてしまうわけですが、あの展開にちょっと映画に対する期待値が上がったので悪くはありません。
しかしその期待値はふわっと浮いたまま終わってしまいましたが。

ピーターは友達だったらいい奴なんだろうけど、レーンに対する態度が酷くて、ただの嫌な奴になってます。陽気な黒人枠だと思ったのに……。レーンのほうにも問題はあるんですけど(無理に同行してくる時点でアレです)、好感度がぐんぐん下がっていきます。

「お前のことをよく思っていない」というのを相手にアピールしないと気がすまない人って端から見るとかなり印象悪いんですけど、このピーターもそうですけどやらずにいられないんだろうな、と。もっというと、自分は正しいとすら思ってそうな感じがほんとうに嫌ですね。

嫌いな人間がいるのは別に個人の自由ですが、それを露骨に表さないでいられない人ってリアルでもちょいちょいいるから、そういうのとかぶって不快度が上がりまくりますねー。あー愚痴っぽくなった。いかん、ホラーは楽しく鑑賞せねば。

すっごい期待しちゃったのが敗因

ほんとに見る前は「きっと昔全然納得できなかったブレア・ウィッチ・プロジェクトの謎が少しは明かされるんだ!」と思ってたんですよ。

監督が「サプライズ」のアダム・ウィンガードだったので、期待しちゃったんですよね……。
ほんと、前のめりになりすぎるとホラーは肩透かしを食うっていうのを何回も味わっているはずなのにわたしもまだまだ学習が足りません。

結局森にいるのは魔女ではなさそうだなっていうのはわかりました。
外からの光やタイムループなどはSF的展開にいくのかとも想像できますが、しかしアレが宇宙人とは思えないんですよね……。うーん、トータルわかんない、というのがストレートな感想です。

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