電子書籍もメジャーになり、大分定着してきました。わたしの周囲の人たちに聞いてみると、ほとんどが紙で電子書籍の利用率はいまだに低いです。
職場はアルバイトの学生も多いのですが、彼らはそもそもネットで買い物というものにも懐疑的だったりします。昨日は「俺、ネット信用してないんで……」とまで言われました。これはなかなか固い……! 若さ故の疑り深さでしょうか。
そこに現物がないと、買った気がしない。というのも原因の1つにあるようです。
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電子書籍は収納問題を解決する
わたしが電子に流れた原因は、結局は収納問題です。現在一人暮らしには贅沢な2DKに住んでいますが、これでも狭い。
漫画などはそこそこの長編を2〜3作集めてしまうと本棚が埋まってしまいます。正直一般家庭にその収納力があるでしょうか。わたしも様々な本を買い、読んできましたが、残している物は本当に厳選したものです。漫画では迷いに迷って手放した物も多くあります。
趣味が読書で漫画も好きだと、無尽蔵に本が増えまくります。
「キングダム」という漫画が大好きなんですが、こちらはレンタルで読んだあと電子で揃えています。なにしろ現在37巻。週間連載でコンスタントに漫画が発売されます。となると限界は見えてきます。ここで電子の出番!
電子書籍は「買っている」のではない
電子書籍の問題点を語る上でよく出てくるのはこれです。あくまでも「コンテンツを閲覧する権利」にお金を払っているのが大前提です。
わたしがKindleに絞って利用しているのは、その展開の大きさが決め手でした。つまり、サービス終了の危険がどれだけ少ないか、という判断です。いつか終わるサービスだったとしても、なるべくそれが先である方が良いです。
実際あっという間に消えた電子書籍サイトはいくつかありますからね。
ただAmazonぐらいになると、撤退する時は潔くスパーンと終わらせそうで怖い……。私が死ぬまで継続されるかしら?
そういったリスクを考えると、当然紙が一番確実だと言えるでしょう。
ですが、紙の本もどんどん痛んで行きます。わたしの正直な気持ちは「両方欲しい」です。一部の雑誌ではそういったサービスもあるようですが、 そこらへんがまだまだ整備されてないですね。
現在の電子書籍の状況はまだ過渡期なのでしょう。多分。