長年ホラーを愛好していますが、マニアと自称できる所まで到達しておりません。
ということで、ガイド本で今まで見たものをチェックしてみることにしました。
この本は新旧織り交ぜて幅広ーく紹介されています。
自分が観た映画の紹介文とか読むのが好きなので、知ってるのばっかりだよーって感じでも楽しい1冊ですね。
間に挟まっているコラムも面白いです。
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ホラー初級者向けガイドブック
マニアな方からすると「全部観たよ!」というメジャー級がほとんどだろうなというところですが、わたしレベルのフワッとホラー好き、程度なら発見も多いと思います。
わたしはと言うと新しめの映画はそれなりに観ていますが、古いものがあまり……なんですよね。子どもの頃に観たっきりだな、というのも多くて今もう一回観てみたい作品も沢山出てきました。復習にもちょうどいい。
ジャンルも幅広く取り上げています。「エイリアン」や「イベント・ホライズン」などのSF系ホラーはともかくまさかの「イコライザー」まで。レンタル屋行ってもジャンルホラーでは置いてないだろう作品がチラホラ。でもそこが良いんですよ! ホラー的要素はどこにでも潜んでいるのです……。
ホラー映画の紹介は難しい
ちょっと注意が必要なのは、若干のネタバレ的表現がある所です。
映画の紹介の難しさなんですけどね。「クローバー・フィールド」の面白さを説明するのに「アレが何か」を言ってしまっていいのかどうか、ということと同じかなぁと。「クローバー・フィールド」は知らないで観て「あ、そういう話か!」と分かった時、俄然盛り上がりました。
でも事前にネタを知っていたらどうか、という点ではビミョーかなぁ。知らないでみたかった、思ったかもしれません。まぁ序盤で分かる事なんですけどね。
この辺がネタバレ基準の難しい所です。
いまやリングの貞子なんてみんな知ってるし、あのラストシーンはTVでもバンバン使われてネタバレという概念について考えさせられます。(書いてたら急にリングが観たくなってきたな……)
「あ、そこまで書いちゃうんだ」という部分がちょくちょくあるので、未見のものをチェックする場合には少し注意が必要です。
多少のネタバレを踏みつつも、面白そうな作品を知れるならOKだと思うんですがね。
好みのタイプかどうかを見定めるのに必要な部分でもあるんですけどね。わたしもネタバレ全開でブログ書いてるし。
事前知識を入れたいタイプかそうでないか、というのも関係すると思います。
断固ネタバレ回避派はこの手のガイド本は読んじゃダメです(笑)。