とにかく数で押しているホラーガイドです。
「怖い映画100本」とタイトルにありますが、特集のTOP100以外にも幅広く紹介されています。
その分1本1本の紹介は少なめでちょっと物足りなく感じるのはしょうがないのかな。
一口にホラーと言っても分類は様々です。ゾンビ、吸血鬼、殺人鬼、悪霊、巨大生物、その他諸々。
「怖い映画」というくくりなので、それこそジャンル的には幅広いです。
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ジャンルの幅も広い! 新しい作品を発掘するのには最適
切り口もホラー定番の特集(吸血鬼、とかゾンビ、とか)ですが、例えば「吸血鬼」ではトワイライトシリーズまでカバーしていたりと、ジャンルの幅を大きくして関連するものをがっちりカバーしている感じです。
個人的に嬉しかったのは、この手のホラー本ではなぜかスルーされがちなアニマルパニック系もきっちり網羅されている事です。
ジャンルがアクションでくくられる事が多いせいですかね。ガチのホラーじゃない限りサメ系とか割と省かれるんですよね。あれか、巨大生物とかって悪ノリ酷いからかな……。そんなのホラーも同じじゃないのよ。
入門ガイドというよりは、あれこれホラー映画を楽しんだ人が、「もっと他にないか?!」という探求をするためのものかなと感じました。「あ、コレ知らない」という発見がたくさんありそう。
ランキングの集計が2010年ということで、それ以降の作品にもちらりと触れるなど、とにかく色んな映画を紹介しよう!という意気込みがすごいです。
読んだ感想は「ちょっと落ち着こうか」。
なんでしょうか、記事から鼻息の荒さ伝わってくるんですよね。
紙面も正直煩いぐらいのレイアウトです(笑)。携わった人は本当にコレ系の映画が好きなんだろうなぁ……。悪ノリしてる記事も好感が持てますし。
先日買ったこちらとはまた違ったホラーガイドです。
【本】鳥肌ホラー映画100/ホラー映画入門にうってつけのガイド本。
調べたら沢山あるみたいなんで、しばらくコレ系のガイド本買ってくらべてみましょうかね。