漫画

【漫画】「甘々と稲妻」雨隠ギド/パパと娘と女子高生。美味しいご飯で繋がる不思議な関係。

投稿日:2015年10月4日 更新日:

シングルファーザーとの親子と女子高生が何故か一緒にご飯を作る、と聞くと不思議な設定ですが、漫画を読むとそんな違和感はどっかに行っちゃいます。

とにかく毎回美味しそうなご飯が登場するんで、ほんと目の毒……。

料理を作る主人公たちがそもそも料理ができない、というスタート地点にいるので、料理が苦手な人も、「なんかちょっと作ってみるか」と思えてきちゃうはず。

わたしは誰かに作って欲しい派です……。作るけど料理は好きではないのよ……。

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あらすじ

妻を亡くし、幼稚園に通う娘のつむぎと2人暮らしをしている犬塚先生(高校の数学教師)。なんとか1人でがんばっていこうとしますが、仕事と家事の両立だけでも大変です。

そして料理は元々得意じゃありません。

お花見に出かけた先で出会った女子高生の小鳥とひょんな事から時々一緒にご飯を作る事に。

小鳥はお母さんが小料理屋を営んでいますが(今は事情があって休業に近い状況です)小鳥自身は包丁が怖くてお料理ができません。

対する犬塚先生は料理ド素人。レンチン弁当な日々です。

小鳥のお母さんからレシピを貰い、小鳥が指示と味見、犬塚先生が料理担当と分担し、協力し合って美味しいご飯を作るお話です。

誰かのためにがんばって作るご飯は最高においしそう!

なんと初回は米を土鍋で炊くのみ。2人の料理の腕は絶望的ですが、2回目は豚汁、3回目でハンバーグ……という具合にだんだんと進化して行くのです。お母さんのレシピがあるおかげで毎回苦戦しながらも美味しいご飯が出来上がります。

つむぎのリクエストでママが作っていた料理を再現してみたり、つむぎのピーマン嫌い克服メニューを考えてみたり、時にはクリスマスメニューに挑戦したりと料理の幅もどんどん広がります。

最初は一品作るだけで精一杯だったのに、今ではクリスマスメニューまで作っちゃったりして。まず間違いなくわたしよりちゃんとしてるわ……と反省したりしてます。美味しそうだなー楽しそうだなーとただただ幸せにしてくれる漫画なんですが、ふと我に帰ると自分のダメっぷりに落ち込んだりして。
ひとりでも料理しないとね……。いや、ほんとに。

見所はお料理だけじゃない! 訳あり女子高生とパパとムスメの成長も楽しい。

元気で奔放に見えるつむぎも、「ママがいない」ことはやっぱり寂しい。でもパパががんばっている姿をみているから、自分もがんばろうって思ってる。

奥さんが亡くなってからの生活はめまぐるしく、先生もたまに余裕がなくなります。お互いにわからないことがあって、喧嘩もします。周りの人たちに助けられながら話して、仲直りして、一緒にご飯を作って食べる。その繰り返し。単調なようで単調でない日常風景は、ひとつひとつの出来事が特別に感じられます。

母子家庭の小鳥は忙しいお母さんに負担になりたくなくてひとりで頑張っています。

食べることが大好きで、それがきっかけで先生たちと一緒にご飯を作るようになりました。お母さんに負担をかけたくない、という気持ちがスタートではありましたが、今はそれよりも先生とつむぎと一緒に作る、というのが大事な時間になっています。

近いような遠いような、お互いに遠慮しつつも頼りにしあっている関係性は不思議と心地よく感じられます。
絶妙な距離感がこの作品の面白さだと思います。

お腹が空いているときは読まないほうがいいですよー。
どれもこれもすっごく美味しそうです。

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