願望を語るだけはかっこ悪い。
「〜したいんだよね(今はできないけど)」と語ることは誰でもあると思います。問題はかっこ書きの中。したいけどできない。そんなことはたくさんありますが、そのための何かをしているか、ということです。
宝くじ一億円当てたい、というのなら根気よく宝くじを買わなければ当たりません。道に落ちてたくじが1等である偶然なんて漫画の中か、世界びっくりニュース的なものの中にしかないんです。
つまりそのための努力とか、前準備までやるかどうかってところなんですね。今すぐできることなのにしないのは、その人の中での優先順位が低いだけです。
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「〜したい」というなら誰でもできる
旅行に行ったら貯金がなくなる。
旅行を諦めたら10万円貯金が増える。
この2択が出てどっちかを選ぶわけです。選んだとき、その人の中の優先順位がわかるわけです。そういう選択を無意識にやり続けて今があるので、数年前から「〜したい」と言っているのになーんの準備も下調べもしていない人は一生やらないんですね。
よくあるじゃないですか。
仕事辞めて独立したい、という夢を語るものの言い始めてから10年以上会社にいますけど、みたいなひと。
漫画家デビューする! と宣言するものの、いつまでも完成どころか描き始めもしない人。
起業したいと思ってる人で実行までに至る人は、言わないだけできっちりそのための準備をしていたりするんですよね。
本当にしたいなら、そのための行動ができるはずなんです。
水をさす人は出てくるけど気にしない。自分がどうしたいかを最優先で考える。
だって責任持つのは自分ですよね。
わたしが趣味に突っ走っている時、「なんか本気だね」と言われたことがあります。こっちの本気に若干引いてるのがわかります。
親しくしている人にそういうことを言われると一瞬ひるんじゃうんですが、そこで負けちゃいけない。だってしたいんだからしょうがないですよ。親しくても、友達でも、他人である以上理解の範疇を超えることはあるんです。同じ趣味の人でも、熱心さに差が出るとかよくある話です。
そこでその人に引っ張られたら後々絶対に後悔するんです。「あのときあの人のせいで自分は諦めてしまった」なんて人のせいにしちゃったりして。やめたのは自分だから、そこはその人のせいじゃないですよね。人の影響でやりたいことをやらずに終わらせたら、人のせいにするのは卑怯なんです。やめるも続けるも自分次第ですから。
わたしは趣味に関しては別にそういう人といつまでも一緒にやる必然性を感じないので、とっとと距離を置いてしまいます。
自分だけでディープに行くだけです。別に縁を切るとかじゃなく、その人とは深い話はせず、ただ一緒に楽しめる部分だけ共有すればいいんです。ないしょでこっちはこっちのやりたいことをやればいい。いちいち報告する義務はないわけですしね。
女同士の友達関係でべったりしちゃうと、こういうところで揉めることもあるかもしれません。こっちの本気を揶揄するくせに、人の努力に乗っかって楽に楽しもうとする人はいます。その場合はそういう人だと割り切って諦めて縁を切るか、ふわっと交わす技術を身につけましょう。
そこは個人の人間関係の問題ですね。
夢みたいな大きなことじゃなくてもただただ愚痴のように「〜したい」というひとはいます。
そういうのを真面目に聞いていると馬鹿を見ます。 飲み会の席のつまみみたいなものだと思ってるさらっと「そうっすかーいいですねー」と流しておきましょう。
本気の度合いを測るにはそのひとがそれをどこまでリアルに考えているか、行動に移す準備をしているかがポイントです。
願望と愚痴を延々言ってる人って、その後今の状況に甘んじている言い訳が山ほどついてきます。
そういう人と話していると、なんだか疲れちゃうんですよね。きっと何か吸い取られているに違いない。自分にそれが伝染しないように気をつけましょう。