ただ相手が気にいらないだけ。そこが出発点なことに自分で気づいていない。
不思議なのは総じてそういう人は「正義は我にあり!」なんです。
たとえ自分が言っていることが矛盾していても、そんなことはおかまいなしです。先週言ってることと違うじゃん、と指摘しても都合の悪いことは忘却する能力だけが非常に高いので、さくっと手のひらを返します。
なにしろ気に入らない相手を叩きのめすことだけが目的なので、そこに乗ってる大義名分も口実に過ぎません。
つまり、自分の主張は二の次なんです。
正直客観的に見てると、すごく分かりやすく論理が破綻しているんですが、本人にそれを指摘すると急に敵認定されます。つまり、それを攻撃ととらえるんですね。
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全て敵か味方かで分類される。
Aさん……ただ否定したいだけ
Bさん……話し合いで意見のすりあわせをしたい
AさんとBさんが口論している。間に入って2人の話を聞いて、ちょっとでもBさん寄りの話をすると、Aさん的には「お前はBの味方か!」となるんです。
どっちの味方でもなく、あなたの言っていることは矛盾しているんですよ、と言ってももう聞く耳を持たない、みたいな。
こういうひとから敵認定されるとなかなか厄介です。
あちこちで無駄なネガキャンを貼られるわけですからね。最高に鬱陶しい。
しかし驚くのは、周りが自分の味方をしてくれると信じて疑わないところです。
客観的に見てるとただただ攻撃したいだけっていうのが見え見えなんですが、自分の中で正義にすり替わっているのでそれに気付けないんですよ。この現象は本当に驚きます。
関わらないのが一番だけど……。
プライベートなことだったら、ただ単に関係性を断てばいいんですが、得てしてこういうタイプは仕事で関わらざるをえない場合が多いです。
不思議なんですが、たとえ相手を排除できたとしても、その人がその批判している相手以上のパフォーマンスができるかっていうとそうじゃないんですよね。
ただただ批判してるいるだけのの人は、何かを生産することはほとんどないんです。なぜかというと、目的が批判だからです。
たとえば、上のBさんがいい意見を言おうと、悪い意見を言おうと、Aさんは批判するんです。どっちも潰したいだけ。いい意見でも完璧じゃないと許さない。
こんななので、Aさんは自分の意見を持ちません。当然ながら完璧な人間というのは世の中にはいません。なので、Aさんが非のうちどころのない意見を言えることはないんです。
だからこそ言えない。それもありますが、「相手の意見を批判する」という受け身を貫いていると、出てきた意見を撃ち落とすことばかり考えるので、何もないところから自分で考えるということができなくなるんですよね。
結果、たとえBさんを排除したところで、Aさんにできることはほとんどないんです。
そしてAさんは排除した後のことなんか考えていないんです。すべてが感情論だから。
ここまで露骨じゃないにしても、なんでも足引っ張る意見しか言わないひとっていませんか?
共通点は一つ。自分でまともな意見を出さないことです。
なんでも反対するひとは要注意。
驚くのは、こういうひと、思い返すと会社に1人はいたんですよ。ここまで露骨なのはさすがにあまり出くわしませんが。いや怖いな。
関わるとろくなことにならないんですが、仕事、ましてや上司だったりしたら最悪です。
まぁそういう人をそこそこのポジションに置く会社なんだなーと思うと、そもそもとしてこのままこの会社にいるべきかどうか、という点で今後のこと考える必要性を感じますよね。
今後が心配になったのなら、その人が会社からどういう評価になっているのか、というのを冷静な目で見てみるといいんじゃないでしょうか。重用されているのなら、転職を考えるのも一つの手段じゃないかな、なんて。
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