まじめにレビューとかいりません。
大体想像できる展開で、想像できる感じに終わっていきます。
それでも、2のスベリっぷりから考えると、こちらはちゃんと作った良作です。
望み通りに楽しめるというのは大事な要素だったりしますからね。
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あらすじ
冴えない高校生の主人公。ちょっと気になる幼なじみがいるものの、クラスのヤンチャ系にからかわれても言い返す事も出来ない。
お母さんは毎日忙しい保安官です。ビーチで催しのある夏ははしゃいだリア充の相手で手一杯。まだ幼い妹の面倒を見ていなければいけないのですが、水着ギャルの撮影に来た監督から助手にスカウトされます。そりゃもちろん妹より水着ギャル。若いって馬鹿。
そんな中お母さんは通報で湖にやってきます。夜釣りに出かけたまま帰らない夫を心配した奥さんの依頼で、湖を探索です。海洋学者的な人と一緒に調査するのですが、湖の底には……。
ここまで書いてアレですけど、あらすじとかどうでもいいです。
大体予想通りの話なんで。
夏! 海! 水着ギャル! そしてピラニア!!
主人公が最高に色ボケバカですけど、若いってことで見逃してやって下さい。彼の行動にイライラするよりもピラニアに釘付けになることまちがいなしなので、感情移入とかは別にどうでもいいじゃないですか。
そうです。こんな映画をチョイスしているということは、観たいのはピラニアによる阿鼻叫喚。その目的はしっかりと達成しているのですから。
一番の見所は、あのイーライ・ロスさん(ホステルの監督)の特別出演です。え? 何の役かって? スケスケTシャツコンテスト(だったと思う)なる催しの司会です。ピラニアなのにピラニアに食われずに事故死です。笑っちゃうわ!
ちなみに監督のアレクサンドル・アジャさんとお友達ということで出演のようです。自分の映画にちゃんとした役で登場したり、他の人の映画に俳優で出たりと、実績はあるもよう。今回もノリノリです。
爽やかな青空、青い海、大量のリア充、そこに大量の古代ピラニアがぶっ込まれるわけです。わははやってしまえ。
お母さん保安官と海洋学者(?)が謎を解き、息子を助けにやってきます。
息子は片思いしてたギャルと結果いい感じになります。
その辺を押さえておけばあとは大丈夫です。ほぼピラニアがもぐもぐしにくるのと、ギャルたちのパニックシーンですので。
何気に豪華キャスト
お母さん保安官に、あの「バック・トゥ・ザ・フューチャー」や「インビジブル」でおなじみのエリザベス・シュー、さらに同じく「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクことクリストファー・ロイドまでチョイ役で登場ですよ。すげーな。
前述したコンテストの司会でイーライ・ロスも出てますし、冒頭での最初の犠牲者はなんと「ジョーズ」のリチャード・ドレイファスです。んでもって、主人公をボートに誘う監督が「スタンド・バイ・ミー」のジェリー・オコンネル。
死にぎわを思い出しましょう。じんわりとした気持ちになりますね。すごいですね。
監督、キャスティングで遊びすぎ。たまたまなのか、ネタに走ったのかは分かりませんが、分かってて観るとそれはそれで楽しめるのです。
実はリメイク
さて、この「ピラニア」は昔の映画の「ピラニア」のリメイクでございます。さすがにリメイク元は見ていないのですが、その続編である「殺人魚 フライングキラー」を見たような記憶がうっすらとあります。
ジェームズ・キャメロンの黒歴史映画らしいですね。いろんな意味で見たほうがいいような、スルー推奨のような……。
リメイク元はさておき、タイトルとあらすじだけでストーリは「だいたいわかった」となる本作ですので、安心して鑑賞できるでしょう。お約束の続編のフリバッチリ入ってます。そしてビミョーな続編が製作されてしまいました。ま、そういうものですよね。
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