「本」 一覧
本のレビュー
本や映画のレビューを中心にしつつ、ぼっち&出不精生活を満喫する管理人の日常のブログです
本のレビュー
2017/3/22
加門七海が描く現代の怪談短編集。 加門七海の作品の魅力はやはり本人の実体験が含まれているというリアリティのある恐怖描写です。 収録作品&あらすじ 大学生の涼子は恋人に別の女がいる事を知ってしまいます。 ...
2017/3/20 ミステリ
恩田陸作品の中でもかなりの異色作と言ってもいいと思います。 タイトル通り、全編が対話形式となっており、インタビューのような形式で話が進んでいきます。 全部がカギカッコでどっちが話してるかわからん、とは ...
2017/2/21 怪談
登場するのは全て大阪に実在する土地です。 怪談のような幻想小説のような、という風で、恐怖を求めて手に取ると肩透かしを食います。 ミステリ作家とは違う一面を楽しめる1冊。 収録作品 幻坂/有栖川有栖 角 ...
2017/1/26 ホラー
楽しみにしていた2巻が発売になりましたよー!! 楽しみにしてた!! しかーもなんと2巻では終わりません。南極での惨劇はさらに3巻目へと続いていきます。 1巻目の記事はこちら つぶらいん【漫 ...
2017/1/20 怪談
本格ミステリーで有名な筆者による現代の怪談小説です。 すべて鉄道くくりになっている本作は、幻想的なものからゾッとするものまでバラエティに富んでいます。日常の延長にある物悲しい話もあれば、突飛なファンタ ...
2016/10/28
Kindle Unlimitedを愛用して数ヶ月。最近はあまり検索していなくて、読む方のスピードが追いついていません。 いくら無料でも読む量は限られるし、普通に買う本もあるのでそこまでヘビーには使えて ...
2016/10/26 ホラー
ついに来た! ラヴクラフトの傑作を田辺剛がコミカライズ! 毎回思いますが装丁が素敵ですよね。今回のカラーは白。南極が舞台の今回の作品にはピッタリです。 あらすじ 1930年、ミスカトニック大学のダイア ...
小林泰三の短編集です。 角川ホラー文庫のカバーイラストが素敵。電子版だと白に文字表紙で悲しい……。 9本の短編がおさめられています。 臓物大展覧会/小林泰三 透明女 ホロ 少女、あるいは自動人形 攫わ ...
2016/9/27 ホラー
「玩具修理者」で第2回ホラー小説大賞短編賞を受賞した著者の2冊目の短編集。 「玩具修理者」で度肝を抜いた後の2作目にはまた濃い作品がゴッソリ入っています。 「ぶた」からの移植で生きながらえてきた少女と ...
2016/9/25 ホラー
グロテスクかつ凶悪なものを読みたいときにおすすめなのが牧野修作品です。 登場人物全員がどう転ぶか分からない主人公補正が一切ないものばかりで、まったく展開に予測がつきません。 ぶっ飛んだ長編も多いですが ...
2016/9/23
小学生の頃、学校の図書室はオアシスでした。読んでいたのは今と変わらず怖い系。自然と民話や伝説の本に流れていきました。 そんな本たちの中でひときわ強烈に印象に残っているものがあります。 「少年少女・類別 ...
2016/9/17 ホラー
「姉飼」で角川ホラー小説大賞を受賞した遠藤徹の短編集。 「姉飼」のインパクトが強烈ですが、それに勝るとも劣らない作品たちです。 タイトルだけ見てもそれがうかがえるのがすごい。「ホラーがあんまり好きじゃ ...
2016/9/15 ホラー
タイトルからしてすごく読みたくなります。 「脳髄工場」いい響きです。そして内容がまったく想像できません。角川ホラー文庫で出ている短編集です。 全体的にホラー色は抑えめな印象でした。SFというか、奇妙な ...
2016/9/14 ホラー
かなりバラエティに富んだ短編集です。 「ホラー」というくくりの中で様々な可能性を掘ったような作品集で、おぞましいものもあれば笑えてしまうものもあったりして、作品を読むごとに小林泰三という作家のイメージ ...
2016/9/13 ホラー
独特の余韻を残す綾辻行人のホラー小説。 全体的に薄暗く思い悩む主人公につられて、どんどんドンヨリとした気持ちに引きずられていきます。評価はまっぷたつという印象です。 本格ミステリ的なものを求めるとちょ ...
2016/8/30 ミステリ
大人になった後にこそ刺さる青春ミステリー。 ちょっと特殊な高校生活を送る登場人物たちが、学校で起きた殺人についてあーだこーだと推理をするお話。章ごとに主人公が変わり、それぞれの立場から事件に触れていき ...
Kindleの読み放題サービスが開始になり、電子書籍が売れなくなるんじゃにか、なんて話がちらっとありました。2週間ほど使ってみた印象だとそんなことはなさそうだな、という印象です。 利用してみた雑感をあ ...
2016/8/18
三毛別で起きた熊の襲撃事件をベースにした小説です。 フィクションの部分は極力抑えており、ノンフィクションを読んでいるようにも感じられます。淡々とありのままに描写する文章は、惨劇をリアルに伝えます。 実 ...
2016/8/18
「大島てる」をご存じですか? 事故物件の情報が並ぶサイトで、個人の名前ではありません。サイトの名前が「大島てる」。 興味のある方は検索すればすぐに出てきます。 事故物件サイト・大島てるの ...
2016/8/15 ホラー
うずまきが襲ってくるってなんだよ、と思ったあなた。読みましょう。 伊藤潤二の長編漫画の特徴は、過剰とも言えるエスカレートっぷりです。 そもそもスタート地点でさえ、凡人には追いつかない発想なのに、それが ...
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